新たな農業体験プロジェクトの発表
2025年5月、東急不動産株式会社と株式会社マイファームが共同で、新しい農業体験プロジェクト「BRANZオーナーズファーム」を始動することが発表されました。このプロジェクトは、都市近郊に住む人々に気軽に農業を楽しむ機会を提供し、暮らしに豊かさをもたらすことを目的としています。
プロジェクトの背景
このプロジェクトは、東急不動産が埼玉県東松山市でソーラーシェア事業に取り組む中で生まれました。ここでは、農地を利用した新たな農業体験が開始され、都市生活と自然、地域が融合したライフスタイルを提案する機会となります。
BRANZオーナー限定の菜園体験
特に注目されるのは、BRANZオーナーのみが参加できる共同栽培区画の設置です。ここでは、マイファームが作物の育成管理を行い、シーズンごとにさまざまな農業体験が提供されます。また、個人で利用することができる貸農園区画も用意されており、ご家族や友人と一緒に土に触れる楽しさや、季節の移り変わりを感じながら野菜を育て、収穫する喜びを体験できるのです。
つくたべイベントの開催
「BRANZの暮らし」として、自然とのつながりを深めるためのイベント「つくたべ」が企画されています。このイベントでは、収穫祭や親子での食育体験など、季節ごとに多彩なプログラムが用意され、参加者は大いに楽しむことができるでしょう。さらに、地域の施設とも連携し、収穫した野菜を利用したクッキングワークショップなど、多世代が楽しめる企画も並んでいます。
地産地消の食文化を楽しむ
また、農園で収穫された新鮮な野菜をその場で味わうことができるため、日常生活の中に自然の恵みを取り入れることができます。これにより健康的な食生活を実現し、地域の食文化を体感することができます。
今後の展望
2025年5月下旬には農園が本格稼働し、参加者の声を活用した新たな農業体験企画の実施や、さまざまな収穫・食体験イベントが展開される予定です。さらに、2026年度以降には、滞在型農園やワーケーション対応施設など多角的なプランの導入も検討されています。
東急不動産とマイファームの連携
このプロジェクトは、地域活性化に向けた重要なステップともなります。TENOHA東松山などの地域資源を利活用し、人やモノ、サービスが育つ場所を創出するという理念に基づき、農業体験を通じて地域と都市をつなぐ新たな価値を生み出すことを目指しています。
まとめ
「BRANZオーナーズファーム」は、都市に住む人々に地域との接点を提供する新しい試みです。都会の喧騒から離れて自然とふれあうことで、心豊かな暮らしが実現できるかもしれません。これからの展開に期待が高まります。