高知工科大学がBenQ Boardを導入
高知工科大学は、最近電子黒板「BenQ Board」の導入を決定しました。この導入の背景には、データ&イノベーション学群が新設され、学生がグループワークを効率的に行える場を整えることがあります。学校側は、実際に65インチと86インチの全13台を導入し、学習環境の改善を図りました。
佐伯幸郎准教授は、BenQ Boardの導入において「画面に直接文字を書けるメリットは非常に大きい」とし、その便利さを強調しています。従来の液晶モニターに比べ、大画面の利点が生かされ、授業内容も一層分かりやすく進められるようになりました。
また、BenQ BoardはNFC機能を搭載しているため、学生はNFCチップを含んだ学生証を使用し、簡単にログインができるのも大きな特徴の一つです。この手軽さは、授業中における時間の有効活用にもつながります。
さらに、同校はGoogle Workspace for Educationを導入しており、学生は授業で作成したデータを自身のGoogleドライブに保存できます。このため、自宅でも大学内でもデータにアクセス可能で、学習がますます効率的になっています。佐伯氏は「このシステムが学生間のコミュニケーションや自習を後押ししている」と述べており、BenQ Boardの導入が教育現場に与える影響に期待を寄せています。
導入効果と今後の展望
電子黒板導入の効果はすでに表れており、学生同士の学びがより活性化しているというコメントもあります。大画面での直感的な操作性が、学生や教員の使用ハードルを下げ、アクティブラーニングの推進に貢献していると言えるでしょう。
佐伯氏は「電子黒板が教育の主流になる」と予想しており、今後より多くの教育機関においてもこの技術の導入が進むとしています。特に、実機に触れることが導入成功の鍵であるとアドバイスを送りました。
高知工科大学の特色
高知工科大学は香美市に位置し、1997年に設立された公立大学です。多様な学群を設けて学びやすい環境を提供しています。例えば、システム工学群、情報学群、データ&イノベーション学群など、様々な学問を横断的に学べる体制が整えられています。特にデータ&イノベーション学群では、AIやデータサイエンスを学ぶカリキュラムが組まれ、文理融合型の人材育成に力を入れています。
BenQの教育機器について
BenQ Corporationは、1984年の設立以来「Bringing Enjoyment and Quality to Life」をモットーに様々な技術を提供してきました。教育分野においてもBenQ Boardは多くの学校に採用され、実績を上げています。特に、学校での安全性や健康を考慮した設計がなされており、ブルーライトカットや抗菌ガラスが使用されています。これにより、教育現場での使用が急速に進んでいるのです。
このように、高知工科大学のBenQ Board導入は、教育現場を一新する可能性を秘めており、今後の展望が非常に楽しみです。BenQ Boardにより、次世代の教育がどのように変わっていくのか、目が離せません。