徳島バスが新たにタッチ決済を導入
徳島県初の試みとして、徳島バス株式会社が空港リムジンバスでタッチ決済による乗車サービスを導入することが決まりました。これは2025年2月18日から実施され、徳島駅前と徳島阿波おどり空港を結ぶ路線で利用可能となります。具体的には、徳島駅前や徳島中央公園、徳島大学前から空港に向かうバスにて、クレジットカードやスマートフォンを使ったスムーズな支払いが実現します。
タッチ決済の特徴
このタッチ決済は、現金の用意も券売機での購入も不要で、乗客が降車時に専用リーダーにカードや端末をかざすだけで運賃支払いが完了します。また、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯などのブランドに対応し、安心して各種カードやスマートフォンを利用することができます。さらに、Mastercard®も後日追加予定です。
期待される効果
本サービスは、特に外国からの観光客や国内の利用者に向けて、普段用いているクレジットカードで快適に交通機関を利用できる環境を提供します。これにより、公共交通機関の利用促進が期待され、地域経済にも寄与するでしょう。タッチ決済の普及は、他の地域でも今後のモデルケースとなる可能性も示唆されており、全国的なキャッシュレス化を後押ししています。
導入に関わる企業
この新しい取り組みは、徳島バスをはじめ、三井住友カード、ジェーシービー、レシップ株式会社、QUADRAC株式会社など、複数の企業の連携によって実施されます。それぞれが役割を果たし、タッチ決済に必要な設備やシステムの整備を行っています。
- - 徳島バス株式会社: タッチ決済対応の整備、運行、企画の実施
- - 三井住友カード: steraプラットフォームの提供とプロモーション
- - ジェーシービー: 各種カードに関するソリューション提供
- - レシップ株式会社: 決済端末の開発
- - QUADRAC株式会社: 決済プラットフォームの提供
利用方法とマイページの確認
利用者は、タッチ決済に対応したカードやスマートフォンを持参し、降車時に専用リーダーにタッチすることでスムーズに支払いが完了します。また、タッチ決済の履歴確認は、QUADRACのQ-moveサイトでマイページに登録し、いつでも確認できます。オフライン、オンラインともにタッチ決済はますます普及しており、この流れで徳島の交通機関が進化していることを実感させられます。
さいごに
タッチ決済導入により、徳島バスのサービスがより便利に、より快適に進化することが期待されていると同時に、地域の魅力的な観光資源としての役割も果たすでしょう。今後の動きに注目し、この新たなサービスを利用してみてはいかがでしょうか? 交通機関を利用する際の新たな選択肢が一つ増えることは、生活の質を向上させる助けとなるはずです。