フルーツサンドの卸売り始動！全国各地での展開を加速する株式会社ANCHOR

株式会社ANCHORが見せる新たな挑戦

福岡県嘉麻市に本社を構える株式会社ANCHORが、2025年11月より同社ブランド「FRUITS SAND THREE」のフルーツサンドの卸売りを開始しました。このフルーツサンドは、低糖質で高鮮度なスイーツとして特に注目を集めています。今回は、同社の挑戦や商品特性について詳しくお伝えします。

冷凍揚げサンドの新たな展開

ANCHORは、これまでスイーツサンドの店舗販売に特化していましたが、冷凍流通の技術やクリーム改良に取り組み、フルーツサンドのBtoB展開に乗り出しました。初月からすでに多数店舗で採用されており、12月からは本格的な全国流通体制に移行します。これにより、全国の飲食店や小売店、EC企業に対して供給枠を拡大し、新たな市場での成長を目指しています。

地元福岡の味、全国へ

「FRUITS SAND THREE」は、福岡県嘉麻市の名物として「映えるフルーツサンド」として愛されてきました。その背景には、見た目だけでなく実際に美味しいと評価されてきた商品があるからこそ、多くのファンを獲得しています。地元の方々はもちろん、観光客やSNSを通じて知り合った人々からも支持される理由は、実際に食べてみると納得です。

顧客とのつながりを強化

ANCHORは、すでに「ティラミス」や「あんバター」などのスイーツサンドを全国に卸しており、店舗運営から冷凍技術、包装デザインに至るまで、確立されたBtoB体制を持っています。さらに、卸先へのサポート体制も整えており、オリジナルPOPや販促画像の提供だけでなく、独自の解凍マニュアルも用意されています。これにより新たな取引先とスムーズに関係を築くことができるでしょう。

水分・風味を保つ革新の取り組み

フルーツサンドの卸売りに際して、大きな課題はフルーツの水分や風味を配送後も保持することでしょう。これに対処するため、同社は独自の「低糖質ホイップクリーム」や解凍方法の研究を進めてきました。その結果、冷凍解凍後でも「見た目・味・食感」の三拍子が揃った商品を確立し、全国発送する体制を整えました。この取り組みは、単に美味しいだけでなく、消費者にとっての魅力が高まるポイントでもあります。

取り扱い商品と新たな提案

販売される商品ラインナップには、いちごサンドやミックス（いちご・キウイ・パイン）、フラワーみかんなどユニークなものが揃っています。また季節限定品として、みかんやキウイ、パインなどの鮮度にもこだわった商品が登場する予定です。こうした商品は、店舗限定のコラボ商品開発も視野に入れており、飲食店の売上向上に寄与することを目的としています。