大阪・梅田駅の社会実験
2025-01-08 14:22:33

大阪・梅田駅で案内ロボット「ugo」とAI活用の社会実験がスタート

大阪駅で始まる画期的な社会実験



大阪・梅田駅にて、2025年の大阪・関西万博を控え、多言語対応の案内ロボット「ugo」と生成AI「tsuzumi」を用いた実験が始まります。この取り組みは、今後ますます重要となるサービス向上を目指しており、多国籍の観光客増加に対応するための新たなソリューションです。

背景と目的



少子高齢化に伴う人口減少が進む日本社会では、人材不足が深刻な問題となっています。その一方で、外国人観光客の訪問が徐々に回復し、現場では多言語サービスの必要性が高まっています。これに応じて、多言語への迅速な対応が求められているため、最新の技術を駆使した解決策が期待されています。

社会実験の詳細



この社会実験は、2025年1月15日から3月15日までの期間に行われます。場所はOsaka Metro御堂筋線梅田駅構内のポップアップ型販売店舗「Metro Opus梅田店」です。この店舗に設置される「ugo」は、日本語、英語、中国語、韓国語など多様な言語での案内を行います。

「ugo」は、NTT西日本グループとNTT Comが協力して提供する生成AI「tsuzumi」を活用しており、訪問客の言語に応じた案内や会話が可能です。具体的には、お客様に挨拶をしたり、Metro Opusで販売している商品情報を提供したりします。この機能を通じて、駅の利用者がより便利に情報を受け取れる環境が整うことを目指しています。

参加企業の役割



このプロジェクトには、複数の企業が関与しています。Osaka Metroはフィールドの提供を行い、NTT西日本グループは通信環境や導入・保守サービスの提供、NTT Comは「ugo」上で動作するAIサービスの開発を担います。そして「ugo」は、実際のロボットの提供と技術サポートを行います。これらの連携により、次世代の公共交通機関におけるサービス向上が図られています。

将来の展望



この社会実験を通じて得られる知見は、2025年の大阪・関西万博が開催される中央線夢洲駅でも同様の試みを実施する際に活かされる予定です。夢洲駅は、世界中から観光客が訪れるため、実験で得られたデータをもとに、さらに利便性の高いサービスが実現されるでしょう。

とりわけ、今後「ugo」に搭載される生成AI技術のさらなる発展が期待されており、クラウドを介さずに迅速な応答ができる仕組みの構築も目指されています。

Osaka Metroのビジョン



Osaka Metroは、自社が推進している「108駅サービス拠点化プロジェクト」を通じて、駅そのものが地域の魅力を高める存在となることを目指しています。このプロジェクトでは、駅に必要なサービスや新しい発見が得られる環境を整えるべく、日々様々な取り組みが進められています。

この社会実験が成功すれば、今後もますます多様な技術を活用した新サービスの提供が期待されます。未来の駅利用者が、より快適に移動できる環境が整うことを期待したいところです。


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会社情報

会社名
ugo株式会社
住所
東京都千代田区東神田1-7-8プライム東神田ビル9階
電話番号
03-5846-9967

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