東急不動産が誇るタワーマンションが受賞
東急不動産株式会社はこのたび、大阪市中央区に位置する分譲マンション「ブランズタワー大阪本町」と「ブランズタワー谷町四丁目」が、大阪府主催の「令和6年度 おおさか優良緑化賞」を受賞したことを発表しました。
「ブランズタワー大阪本町」は「奨励賞・生物多様性賞」を、「ブランズタワー谷町四丁目」は「奨励賞」を受け、ブランドとしての受賞歴が10物件に達することとなりました。この受賞は、環境保全や都市景観の向上に寄与する取り組みが評価された結果と言えます。
おおさか優良緑化賞とは?
おおさか優良緑化賞は、2007年から大阪府が毎年実施している制度で、都市環境の改善や魅力の向上に寄与した事例を顕彰するものです。この賞の目的は、建築物周辺での緑化を促進し、より良い都市環境の構築を図ることにあります。今年で18回目となるこの賞は、受賞物件にとって名誉なものであり、特に緑化への取り組みが求められます。
受賞物件の概要
ブランズタワー大阪本町
「ブランズタワー大阪本町」は、Osaka Metro堺筋線・中央線「堺筋本町」駅から徒歩3分に位置する300戸の高層タワーです。特徴的なのは、日本初となる冷凍・冷蔵宅配ボックスを導入したことや、地域文化を反映したクラシカルな外観です。最上階には共用スペースが整備され、住民が利用できるようになっています。また、西洋建築の重要文化財が並ぶ環境の中で、豊かな緑景観を楽しむことができます。
ブランズタワー谷町四丁目
一方、「ブランズタワー谷町四丁目」は、Osaka Metro谷町線・中央線「谷町四丁目」駅から徒歩3分の174戸のタワーマンションです。この物件も冷凍・冷蔵宅配ボックスの導入に加え、高速インターネットサービスを全戸に提供しています。特に注目すべきは、8メートルのランドマークツリーが設置されたことによって、地域との緑の連続性が意識されている点です。
緑化への取り組み
両物件とも、都市の限られた空間で最大限の緑量を演出する工夫がなされています。例えば、「ブランズタワー大阪本町」では、高木・中木・低木を階層的に配置し、地域生態系と生物多様性を考慮した樹種選定が行われています。また、緑化部分は公開空地として一般にも開放され、地域住民が緑に親しむことのできる場所となっています。
「ブランズタワー谷町四丁目」でも、通年を通して緑量を感じられる常緑樹や季節の花々が計画されています。これにより、居住空間だけでなく、周囲の環境にもよい影響を与えることが期待されています。
結論
東急不動産が手がける「BRANZ(ブランズ)」シリーズは、持続可能な社会の実現に向け、環境に配慮した新たな発想や仕組みの導入に努めています。今回の受賞は、この取り組みが形となった結果であり、大阪の都市景観に新たな価値を提供するものと言えるでしょう。