山梨県図書館の新サービス
2025-12-02 11:35:28

山梨県立図書館が導入したリモート接客サービスの全貌

山梨県立図書館が誇る新技術



山梨県甲府市に位置する「山梨県立図書館」が、2025年10月1日から新たにリモート接客サービスを導入しました。このサービスは、サントリーパブリシティサービス株式会社(SPS)が提供しており、山梨県の指定管理施設では初めての試みとなります。この取り組みは、デジタル技術を活用して地域の文化施設の価値向上を図るもので、誰もが安心して利用できる環境を作ることを目的としています。

1. 公共施設の新たな役割


公共施設の目指すべき姿は、地域住民が安心してアクセスし、利用できる場です。山梨県立図書館は、地域の魅力を引き出し、新しい時代に対応する「山梨らしさ」を大切にしながら、その機能を強化しています。リモート接客サービスは、そうした努力の一環として導入されました。

リモート接客により、利用者はスタッフと直接対面せずに、モニター越しにサポートを受けることができます。これによって、利用者が質問や相談をしやすくなり、施設がよりオープンで利用しやすい場所へ進化していくことを目指しています。

2. リモート接客サービスの概要


このサービスは、特にサブエントランスに設置されたモニターを使って、スタッフが遠隔で利用者の案内を行う仕組みです。これにより、メインエントランスに出向かなくても、簡単に情報を得られます。利用者の利便性が向上し、受付の混雑も緩和されるという効果が期待されています。

さらに、このサービスは多言語対応が可能であり、増加する外国人利用者にとっても大きな助けとなるでしょう。実際にこのサービスを利用した学校法人ユニタス日本語学校の留学生からは、「日本語が全く分からない私たちにとって、非常に便利なツールだ」という声が寄せられました。

3. データ収集によるサービス向上


今後、山梨県立図書館では、モニターを通じて収集したデータを基に、利用者の動きやニーズを分析し、さらに最適なサービス設計に進めていく計画です。これは、とりわけ公共施設が求められる新しい利用スタイルへの適応を意味します。

SPSはこうした新しい接客形態を全国の公共施設へ広げていくことで、誰もが使いやすい環境を実現しようとしています。

4. 山梨県立図書館の歴史と運営


山梨県立図書館は、甲府市において県民に愛される図書館としての役割を果たしており、地域の生涯学習の拠点にもなっています。指定管理者として甲府ビルサービス株式会社が運営しており、利用者からの信頼を受けるための様々な取り組みが行われています。

この図書館の新技術の導入は、単なる効率化だけでなく、地域の文化活動を支える重要な一歩と言えるでしょう。私たちの身近な図書館が、リモート接客サービスという新たな形で進化していることを、ぜひ注目していきたいものです。


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会社情報

会社名
サントリーパブリシティサービス
住所
電話番号

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