Virtuozzoが新たなクラウド基盤を発表
企業のクラウドサービスや仮想化ソリューションを提供するVirtuozzo株式会社が、次世代のクラウドインフラ基盤「Virtuozzo Hybrid Infrastructure 7.0」を日本国内で提供を開始しました。この新基盤は、企業やクラウド事業者にとって必要不可欠な選択肢を提供し、特に複雑な仮想化ライセンス問題に悩む企業に対する解決策を目指しています。
Virtuozzoとは
Virtuozzoは、東京都中央区に本社を構えるグローバルリーダーで、企業向けのインフラストラクチャ アズ ア サービスやプラットフォーム アズ ア サービスを提供しています。オープンソースのクラウドプラットフォームをベースにし、既存のハイパースケールパブリッククラウドやVMwareといった従来の仮想化プラットフォームに代わるソリューションを提供。特に新たに発表されたHybrid Infrastructure 7.0は、最新のテクノロジーを取り入れた魅力的なサービスです。
Hybrid Infrastructure 7.0の特徴
この新しいインフラストラクチャは、オールインワン設計とすることで、運用負担を軽減し、企業が直面しているさまざまな課題にアプローチしています。具体的な特徴は次のとおりです。
- - 運用の負担軽減: オールインワン設計により、運用負担を大幅に軽減することが可能です。
- - 互換性の高さ: 外部ストレージと互換性があり、既存の環境との統合もスムーズに進められます。
- - クラウドネイティブ機能: KubernetesやS3オブジェクトストレージといったモダンな機能を標準装備しています。
- - 日本語化されたUI: シンプルで使いやすい日本語のユーザーインターフェースにより、管理が容易になっています。
- - 充実したサポート: 24時間365日の商用サポートを提供しており、トラブル時も安心です。
- - 柔軟なライセンス体系: 感情的な移行コストを最小限に抑えることが可能です。
国内企業の反応
日本国内では、中堅から大手企業、SIerを中心に、Virtuozzo Hybrid Infrastructure 7.0の導入が進んでいます。特に、株式会社大塚商会やGMOインターネットグループ株式会社などがこのテクノロジーを活用し、多様なクラウドサービスを展開しています。
試せる環境
現在、Virtuozzo Hybrid Infrastructure 7.0は公式サイトから無償でダウンロード可能で、実際の管理コンソールを試すことができるサンドボックス環境も利用できます。これは特に、導入を検討している企業にとって、実際の操作感を確かめる貴重なチャンスとなるでしょう。
移行支援体制
日本国内のニーズに特化した移行支援体制も強化されています。新たに提供される日本語ガイドやドキュメントが充実しており、PoC(Proof of Concept)を実施する際にも非常に便利です。日本語に翻訳されたユーザーインターフェースのおかげで、最短2時間程でPoC環境をスムーズに構築することができるようになっています。
まとめ
Virtuozzo Hybrid Infrastructure 7.0は、企業が抱える複雑な仮想化環境からの脱却を支援するための優れたソリューションです。便利な機能とサポートを装備したこの新しいクラウド基盤は、今後さらに多くの企業に採用されていくことでしょう。