布施モノガタリ上演
2025-08-19 17:43:22

近畿大学生が布施商店街の歴史を語る紙芝居を上演します

近畿大学生が布施商店街の歴史を語る紙芝居「布施モノガタリ」を上演



大阪の東大阪市に位置する布施商店街は、地域住民にとって親しみのある場所であり、長い歴史を有しています。今回は、近畿大学総合社会学部の村松ゼミがこの商店街で紙芝居「布施モノガタリ」を上演することを発表しました。このプロジェクトは、商店街の歴史や文化を地域住民から聞き取り、子どもたちにその魅力を伝えることを目的としています。

プロジェクトの背景と目的


村松ゼミの研究テーマは、心を動かす「コトづくり」であり、今回は大阪有数の規模を誇る布施商店街を盛り上げようとする取り組みの一環です。この商店街には約400店舗が並び、多くの人々の生活の中心となっています。ゼミ生たちは、地域住民の声を元に布施の歴史を掘り下げ、河内弁で表現した「のぼり旗」を制作しました。

これに続く形で、2025年8月23日に行われる「土曜夜市」にて紙芝居を上演します。このイベントでは、子どもたちに布施の歴史を楽しく学んでもらうことが期待されています。

「布施モノガタリ」の内容


紙芝居「布施モノガタリ」は、地域住民から聞き取ったエピソードを元に、特に印象に残る出来事を選りすぐり、一人の「おばあちゃん」が孫に昔の布施の話を語りかける形式です。子どもたちにとっても関心を引くようなユーモラスで温かな物語が展開される予定です。

数々の印象的なエピソードが盛り込まれたこの紙芝居は、「土曜夜市」に集まった子どもたちに豊かな歴史を感じてもらう手助けとなるでしょう。さらに、今回用意された「布施ガタリカード」は、紙芝居で紹介するエピソードの詳細を解説しており、昭和レトロ感漂うデザインで仕上げられています。

地域との連携の重要性


このプロジェクトは、地域住民と学生たちの強いつながりをもたらすものです。商店街連絡会の会長である加茂守一氏は、学生たちが布施の文化と歴史に光を当ててくれたことに感謝し、今回の紙芝居上演について非常に期待を寄せています。若い世代の力が地域を活気づけることの意義を再認識させてくれます。

実施概要


  • - 日時: 令和7年(2025年)8月23日(土)18:00~21:00 (30分おきに計6回上演)
  • - 場所: 布施商店街内「街の駅クレアホール・ふせ」前(大阪府東大阪市足代北2-1-13)
  • - 対象: 一般の方(参加無料、事前予約不要)

学生の意気込み


ゼミ生の新井茉優さんは、取材時の経験を元に、バラエティに富んだエピソードを選び出し子どもたちに感動を届けたいと語っています。彼らが感じた布施の魅力が、多くの人に伝わることを願っています。

まとめ


「布施モノガタリ」は、しっかりとした地域貢献を目指す近畿大学の学生たちの取り組みです。地域の歴史を学び、次世代に継承していくことは、非常に重要な作業です。ぜひ「土曜夜市」でその一端を体験し、地域の歴史に触れてみてください。


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