佐賀県の赤酢プロジェクト
佐賀県の魅力はその豊かな自然だけではありません。2022年4月に誕生した「佐賀県赤酢プロジェクト」は、県内の酒蔵と連携して酒粕を活用し、赤酢の生産を目指す取り組みです。このプロジェクトには、ホンザン(佐賀市)や、(有)サガビネガー(佐賀市)、東鶴酒造(多久市)、天吹酒造(みやき町)、天山酒造(小城市)、古伊万里酒造(伊万里市)、光武酒造場(鹿島市)など、県内の5つの酒蔵が参加しています。
プロジェクトの目的は以下の3つです。
1.
酒粕を余すことなく有効活用すること
2.
佐賀県を赤酢の産地として広めること
3.
赤酢の健康効果を通じて地域の人々に寄与すること
これらの思いを胸に、赤酢の製造が進められています。
新商品、「三嬉」の登場
新たな商品「三嬉」は、東鶴酒造の酒粕を使って製造した赤酢を用いたしめ鯖です。この赤酢は、日本古来の
静置発酵法に基づいており、長い時間をかけて作られるため、豊かな風味が特徴です。具体的には、酢酸菌の力を借りて90日間発酵させ、さらに90日熟成させて、贅沢な味わいを引き出したものです。
そして、佐賀の赤酢には、長崎五島灘沖の崎戸島からの天然塩、種子島産のサトウキビから作られた粗糖、清酒の旨みを引き出す昆布パウダーが使用されています。これらの素材は化学調味料を使わず、昔ながらの調味法に基づいています。
特徴的な食べ方
料理はただ食べるだけでなく、その楽しみ方も重要です。「三嬉」のしめ鯖は、特に3つの食べ方で楽しむことができます。これは、「三度おいしい、三度嬉しい」という思いが込められています。
1.
尾身の部分をそのまま楽しむ
- よく味の染みた尾身を適当な大きさにカットして、赤酢の風味を存分に楽しむことができます。
2.
前身を刺身感覚で味わう
- 腹側のしっかりと味の染み込んだ部分と、背側の浅漬けの部分を同時に体験できる贅沢な一口となっています。赤酢を少しつけてお召し上がりいただくと、一層の美味しさを感じられます。
3.
肉厚な部分をアレンジ
- 中身は浅漬けになっており、九州産のすりごまに赤酢と醤油を少し加えて、「ごま鯖」風で楽しむことができます。さらに、刻み葱を加えることで、より一層の風味を引き出せます。
新しい特産品としての期待
「三嬉」という商品名には、三度の嬉しい体験をしてもらいたいという願いが込められています。赤酢の風味が凝縮されたしめ鯖は、贅沢なひとときを演出する一品となるでしょう。皆様にぜひ一度味わっていただきたい逸品です。佐賀県の赤酢を使用した贅沢なしめ鯖「三嬉」。この機会をお見逃しなく、健康的で美味しい食体験をお楽しみください。
詳細情報
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