ネクスジェンの新たな挑戦
ネクスジェン株式会社は、進行中の不妊治療支援のため、非侵襲的な染色体異数性判定のソフトウェアを開発しました。このソフトは、従来のPGT-A(着床前遺伝子検査)と比較していくつかの利点があり、特に妊娠率の向上が期待されています。
既存の課題
従来の手法では、侵襲性が高いことやコスト面での患者への負担が問題視されてきました。それに対し、ネクスジェンの新技術は、低コストかつ即時に結果を得ることができるため、多くの患者にとって利便性が高いと言えるでしょう。既に2021年に開催された第66回日本生殖医学会で、少数のデータをもとに従来手法と同等の精度を確認しました。
医療機関の協力を募る
現在、商品の評価に協力していただける医療機関を募集していますなか、専用ページにて詳細情報を公開中です。この取り組みによって、より多くの医療現場での導入が期待され、患者に対するサービス向上につながるでしょう。訪問はこちらから:
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AI技術を駆使した新たな価値創造
ネクスジェンは、不妊治療における生殖補助医療の支援システムを重要な領域として捉えています。今後もAI解析やSaaS(Software as a Service)技術を用い、次世代医療の分野で新たな価値を創造することに取り組む所存です。
ネクスジェン株式会社の概要
ネクスジェンは、組織幹細胞の可能性を最大限に引き出し、副作用が少ない治療法の開発を目指しています。また、マウス長期造血幹細胞の技術を元に設立され、個別化された治療法の開発にも力を入れています。特に、生殖不妊領域や血液がんに焦点を当て、国内外の研究機関と連携し新たな研究を進めています。