スプリックス、インドネシア教育局とMOUを締結
株式会社スプリックス(以下、スプリックス)は、2025年10月6日、インドネシアの東ジャワ州に位置するラモンガン県教育局との間で、教育協力に関する覚書(MOU)を締結しました。この協力により、ラモンガン県の基礎学力の向上を目指し、将来的にはこのモデルを全国へ展開することを目指しています。
ラモンガン県の教育背景
ラモンガン県は、インドネシアで特に教育に力を入れている地域として知られ、約8万人の小中学生が在籍しています。地域の教育現場は質の向上が求められており、スプリックスの提供するTOFAS(教育評価システム)は、約2万人の生徒に実施され高い評価を得ています。また、スプリックスは、SPRL(スプリックスラーニング)を活用した数学力向上プログラムを展開し、地元の教育機関からも好評を得ています。
MOUの主な内容
MOUの締結により、以下の内容が取り決められました:
- - スプリックスはTOFASおよびSPLを通じて学力評価や学習支援を実施
- - TOFASを受けた生徒には希望に応じて有償で認定証を発行
- - ラモンガン県の教育局が県内の学校へのTOFAS導入を支援
- - ラモンガン県はTOFAS認定証の後援を行う
- - スプリックスは学習データを定期的に報告し、政策形成に貢献
- - モデル地域としてのラモンガン県から全国展開を目指す
今後の展望
スプリックスは、ラモンガン県を中心にインドネシア全土へ展開する計画です。スプリックスの理念「教育で人生を新しく。」のもと、現地教育の質を高めるために引き続き努力していきます。サステイナブルな教育の実現を目指し、収益化も図ります。
スプリックスについて
スプリックスは、教育サービスやコンテンツを提供する企業で、日本国内では個別指導塾「森塾」を運営し、トップシェアの学習教材を開発・出版しています。また、TOFASは世界中で高い実績を誇り、50カ国以上で利用されています。エジプトでは数学教科書が採用され、AI・プログラミング教育にも取り組んでいます。
企業情報
スプリックスは今後、現地の教育の質を高めるため、地域のニーズに応じたプログラムを提案し続けることにより、インドネシアの教育環境の改善に貢献していく考えです。