デジタル技術で社会課題を学ぶ新しいゲーセンが誕生

ニューレトロなゲーセンで社会課題を学ぶ

株式会社ワントゥーテンがプロデュースする新しいゲーセン「PLAY! FUTARABLE #ジブンで未来を変えるゲーセン」が、KDDIが運営する「GINZA 456 Created by KDDI」内で開催されています。このゲーセンでは、楽しく体験しながら社会課題を学ぶことができます。このイベントは2025年3月からスタートし、2025年8月8日からはバージョンアップしたコンテンツが公開されています。

現役学生との共創による体験設計

新しい体験コンテンツの開発には、現役の大学生や大学院生とのワークショップが取り入れられています。このアプローチにより、参加者はより身近に社会課題について考え、意見を反映させることができるようになりました。現代の若者たちが抱える社会的な関心を踏まえ、彼ら自身のアイデアから生まれたコンテンツが参加者を引きつけます。

イベントのテーマと内容

2025年4月に大阪で開催される関西万博に向けて、若年層に社会課題に対する主体的な学びの機会が提供されています。レトロブームが盛り上がる中、このイベントでは、懐かしさが漂うレトロゲームの雰囲気を活かした体験が展開されます。これにより、参加者は楽しみながら社会について考えることができます。

イベントは2部構成

イベントはGINZA 456の1階と地下1階を利用した2つのエリアに分かれています。それぞれのエリアでは、「認知・興味喚起」「撮影誘引」「知る、学ぶ」「体感する、共有する」という役割に基づいて、様々なコンテンツや空間展示が設計されています。

主な体験項目

1. Futurable Hunt
プロジェクションマッピングを使用して、参加者は未来的なレトロゲームの世界に入り込み、社会課題に関連するクリーチャーを調査・捕獲します。現実の動作をトラッキングするセンサーを利用し、楽しみながら課題解決に挑むことが可能です。

2. Futurable Crane
このクレーンゲームでは、参加者は巨大なデジタルクレーンを使用して社会課題クリーチャーをキャッチし、それに基づくクイズに挑戦します。正解することで未来をより良く変えることができます。

3. みんなの未来ビジョン
参加者が理想とする未来を描いたビジョンがドット絵で表示され、GINZA 456の人気エリアに投影されます。今後の社会への期待や平和を描く機会を提供します。

4. Futurable Gacha
このガチャでは、ゲーム体験を通じて得たメダルを使用して、社会課題クリーチャーのオリジナルステッカーを手に入れることができます。これにより、参加者はゲームの思い出を持ち帰ることができ、新しい体験をシェアする楽しさが加わります。