児童労働啓発キャンペーン『バレンタインは『#未来につながるチョコレート』を
今年もバレンタインが近づいており、チョコレートが飛ぶように売れる時期となりました。この大切な時期に、チョコレートの原材料、カカオの生産地での児童労働という課題に目を向けるキャンペーンが進行中です。認定NPO法人ACEが実施するこのキャンペーンは、1月30日から2月14日までの期間中、SNSを通じて広く呼びかけられています。
カカオ生産における児童労働の実態
ガーナは、日本がカカオの約70%を輸入する国で。そして驚くべきことに、カカオ農家の子どもたちの中で、約2人に1人が児童労働に従事していると言われています。この厳しい現実を知ってもらい、児童労働をなくすためには何ができるのかを考える機会にしたいとACEは考えています。2025年は、国連のSDGs目標8.7(児童労働撤廃)の達成期限でもあり、この問題に対する意識を高めることが一層求められています。
キャンペーンの内容と参加方法
キャンペーンのテーマである「#未来につながるチョコレート」に基づき、ACEでは参加者に3つのアクションを提案しています。以下の内容にぜひ参加して、あなたの力で児童労働のない未来を目指しましょう。
1.
詩『そのこ』を視聴し、シェアする
故・谷川俊太郎が児童労働について書いた詩『そのこ』の動画を観ることから、児童労働についての意識を広げてみましょう。この詩は、7歳の男の子の目線で描かれており、感情豊かにその重いテーマに触れています。
動画リンク
2.
エシカルなチョコレートを選ぶ
児童労働をなくすためのチョコレート製品も数多くあります。特に人気のある製品は、森永製菓や有楽製菓など、ACEの活動を支援するチョコレートです。
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森永製菓『1チョコ for 1スマイル』
特定商品1個につき1円が寄付されます。
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有楽製菓『スマイルカカオプロジェクト』
すべての製品に児童労働を考慮したカカオが使用されています。
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フェリシモ『幸福のチョコレート』
販売価格の約1%がACEへの支援になります。
3.
寄付を通じて活動を支援する
毎月の寄付を通じてACEの活動を支える「子どもの権利サポーター」として、持続的にサポートすることができます。月々の寄付は、農業訓練や給食支援、学用品の購入に活用され、直接的に子どもたちの未来を守ることにつながります。
まとめ
このバレンタイン、ただのチョコレートのお返しではなく、心を込めた一歩を踏み出してみませんか。児童労働の問題は私たちが意識することで、改善の糸口になります。小さな行動の積み重ねが、児童労働のない未来である「#未来につながるチョコレート」の実現につながるのです。ぜひこの機会に、あなたも参加してみてください。
問い合わせ
詳細や寄付の申し込みについては、ACE公式ウェブサイトをご覧ください。
ACE公式ウェブサイト