炎上を供養する世界初のバスツアーが国上寺で実施

炎上供養バスツアー：特別な1日を国上寺で

2018年が終わろうとしている中で、特別なイベントが新潟県燕市の国上寺で開催されます。その名も「炎上供養バスツアー」。これは、2018年の「災」を供養するためのユニークなバスツアーです。

「炎上」という言葉がメディアで頻繁に取り上げられていた今年、旅行会社のイー・ピー・アイ・トラベルは、この現代の課題をネガティブに捉えるのではなく、供養という形で向き合うことを考えました。このツアーは、正にその思いから生まれたものです。

国上寺の歴史と役割

国上寺は708年に創建された、越後最古の古刹です。多くの歴史的な人物が訪れたこの場所は、格式のある寺として、地元の信仰の中心でもあります。最近では、ネット上のトラブルや炎上が社会的な問題として取り上げられる中、国上寺が「炎上供養」を新たな試みとして始めました。10月には「炎上供養サイト」も開設され、様々な炎上の事例について供養を行うことができるようになっています。これによって、参加者は自分にとって大切な出来事を供養でき、また、将来の炎上を避けるための祈りを捧げることができるのです。

ツアーの詳細

「炎上供養バスツアー」は、2018年12月27日に東京駅を出発し、国上寺へ向かいます。ツアーの参加者は40名限定で、参加費は19,800円（税込み）です。ツアーの中では、炎上を供養するための儀式や、2019年の無事を祈るための祈祷、説法が行われます。また、移動中にはお経が流れ、昼食には特製の精進料理のお弁当が用意されています。

申し込みと参加方法

参加者の申し込みは、イー・ピー・アイ・トラベルの公式サイトから行うことができます。このユニークな企画は、個人はもちろん企業でも参加可能であり、炎上問題に向き合う社会的な意義を持っています。

このツアーは、単なる旅行ではなく、参加者一人ひとりにとって特別な企画となることでしょう。現代を代表する問題である炎上を供養し、次の年に向けての新たなスタートを切るための貴重な機会となります。