2025年春夏『新商品グランプリ』の結果発表
株式会社日本アクセスが主催する食の新商品を紹介する『新商品グランプリ』が、2025年春夏の結果を発表しました。これは、年に2回行われるイベントで、2009年から続く人気企画です。今回で32回目を迎える本グランプリには79の商品から、消費者による評価を踏まえたランキングが誕生しました。特に注目すべき点は、消費者のホンネの感想が反映されていることです。
審査方法:消費者による試食評価
エントリーした79商品は、日本アクセスの公式LINEに登録した約5万人から選ばれた審査員によって試食されました。この審査員は、2025年1月に開催された東西フードコンベンションに参加し、そこで商品を試す貴重な機会をいただきました。審査員の声は、商品の価格や味だけでなく使い勝手やトレンド感まで多角的に反映されており、リアルな消費者の視点が評価に影響を与えています。
多様な部門にわたる受賞商品
提出された商品の中には、加工食品や冷蔵・冷凍食品、さらにはアイスクリームなど、バリエーション豊富なカテゴリが揃いました。具体的には、36品の加工食品、15品の冷蔵食品、17品の冷凍食品、11品のアイスがエントリーされ、最も注目された商品には『グランプリ』が授与されます。特に、トレンド賞では、今の時代にマッチした新しい商品が選ばれるのが特徴です。
SNS展開の拡大:TikTokが顕著な存在に
最近の施策として、特に注目を集めているのが、SNSアクティビティ、特にTikTokでの情報拡散です。2023年春夏シーズンには、月間31万回以上再生されるコンテンツを展開し、約20万人にリーチしています。このような新しい手段を駆使することで、より多くの消費者にアプローチし、購買を促進する狙いがあります。
食のトレンド:日常の楽しみにシフト
2025年春夏の結果から見える消費者の食のトレンドは、生活スタイルの変化に影響を受けていることを示しています。情報過多や価格高騰の中で、食事は単なるアメニティではなく、生活の楽しみの一部として捉えられているようです。消費者たちは、自宅での食を豊かにし、喜びを見いだそうとしています。
エントリーメーカーのインパクト
今回のエントリーには、名だたる企業が参加しています。著名な企業の名前をあげると、味の素、カゴメ、ハーゲンダッツ、日清食品などが名を連ね、消費者からの信頼も厚いことが伺えます。
まとめ
2025年春夏『新商品グランプリ』は、消費者のリアルな評価を基にした商品の魅力を引き立てています。発表された特設サイトやTikTok動画を通じて、今後もさまざまな食のトレンドが浸透していくことでしょう。食を通じての新たな楽しみを体験できる機会が続くことが期待されます。