有田焼が世界へ!
2015-10-06 14:07:43

有田焼の魅力を世界へ発信!メゾン・エ・オブジェ出展で新たな挑戦が始まる

有田焼の国際舞台デビュー



佐賀県が誇る有田焼が、世界最大級のインテリア&デザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ」に出展します。このイベントには、8社の窯元や商社が参加し、新製品を含む約100点の有田焼を展示。日本の伝統工芸品を海外に広めるための新しい挑戦です。この出展は、日本初の磁器としての地位を持つ有田焼の魅力をより多くの人々に知ってもらう絶好の機会です。

ARITA 400プロジェクト



有田焼は2016年に創業400年を迎え、この節目を機に「ARITA 400プロジェクト」が始動しました。このプロジェクトでは、有田焼の歴史を見つめ直し、新しい物語を紡ぐことを目指しています。特に、今回の「メゾン・エ・オブジェ」への参加は、欧州市場の開拓を狙っています。プロデューサーには、世界的な工業デザイナーである奥山清行氏が起用されており、彼の視点からのリブランディングが期待されています。

展示内容と反響



2015年の出展時には、多くの来場者を魅了し、バイヤーとの商談も活発に行われました。「メゾン・エ・オブジェ」は毎年1月と9月に開催されるイベントで、3,000以上の企業が出展し、80,000人を超える業界関係者が訪れます。この規模のイベントで、有田焼が高評価を得ることで、さらなる認知度アップが見込まれています。

展示ブースでは、注目のインテリア関連商品が並び、メディア関係者や業者からの取材も受けました。回を重ねるごとに評価が高まり、次回の出展に向けて期待が寄せられています。

今後の展開



2016年1月には有田焼の集大成となる3回目の出展が予定されており、特に注目されるのが、日本を代表するクリエイターとのコラボレーション作品です。北野武氏、隈研吾氏、佐藤可士和氏といった著名なクリエイターが手掛ける作品が登場することにより、さらなる話題を呼ぶことでしょう。

地元の参加者たち



出展する8社はそれぞれ独自の歴史と技術を誇る窯元であり、各社の特長を生かした作品が揃います。有田の伝統を守りつつ、現代のニーズに合った新しいスタイルを追求している点が共通しています。これにより、有田焼の多様性と奥深さが一層強調されます。

アフターイベント



出展後は、パリ市内のセレクトショップ「メゾン・ワ」での展示販売も行われ、現地の人々に直接触れ合う機会を持つことで、有田焼の魅力をさらに広める狙いがあります。

まとめ



有田焼が織り成す新たなストーリー、その第一歩が「メゾン・エ・オブジェ」への出展です。今後の展開から目が離せません。国際的な舞台で有田焼の魅力がどのように発信され、評価されていくのか、期待が高まります。

会社情報

会社名
佐賀県庁
住所
佐賀県佐賀市城内1丁目1-59佐賀県庁
電話番号

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