Braze株式会社は、カカクコムが提供する求人情報の一括検索サービス「求人ボックス」において、同社のカスタマーエンゲージメントプラットフォームを導入することを発表しました。この取り組みは、急成長中の求人ボックスサービスにおける顧客エンゲージメントの最適化を目指しています。
求人ボックスはすでに1,000万件以上の求人情報を集約し、若年層からシニア層まで幅広い利用者に支持されています。2024年6月時点で、月間約1,150万人がこのサービスを利用しているとのことです。Brazeの技術を取り入れることで、求人ボックスはエンジニアリソースの効率化を図りつつ、サービスの強化を進めていくことが期待されています。
Brazeを導入することによって、ウェブやアプリ、メールなど多様なチャネルでのコミュニケーションがよりパーソナライズされ、求職者にとって一貫性のある情報提供が実現します。具体的には、広告と連動した新規会員の募集から、ライトユーザー向けのオンボーディング施策まで、顧客体験の最適化が進められます。
また、Braze提供のConnected Contentを利用することで、求人情報と求職者をより効果的にマッチングすることが可能になります。この技術を活用することで、統合的なデータを基にした顧客エンゲージメントが実現し、マーケティング担当者はエンジニアのリソースに依存せずに施策を展開できるようになります。
求人ボックスの特徴は、正社員やアルバイト、契約社員を含む様々な働き方の求人情報を一括で検索できるこにあります。利用者は、キーワードや希望条件を設定することで、自分に合った求人情報を迅速に探し出すことができます。また、各求人ページには詳細な情報や統計データ、関連コンテンツが充実しているため、より良い勤務先を見つけやすくなっています。
株式会社Brazeは、顧客とのコミュニケーションを強化するためのプラットフォームを提供しており、多くの企業がこの技術を利用してエンゲージメントを向上させています。Brazeのメリットは、データを基にしたパーソナライズされた施策をリアルタイムで実行できる点です。この結果、顧客との信頼関係を生み出し、より良い顧客体験を提供することができます。
Brazeは国際的に展開しており、北米やヨーロッパ、APAC地域を含む多くの国で多様なサービスを提供しています。テクノロジー企業として、特に働きがいのある職場環境の構築でも高い評価を受けています。今後、Brazeを利用した求人ボックスがどのように進化していくのか、その動向に注目が集まります。