DGビジネステクノロジーがEC事業者向けセキュリティ診断サービスを提供開始

DGビジネステクノロジー、EC事業者向け「DGBTセキュリティ診断サービス」を開始

デジタルビジネス支援を行う株式会社DGビジネステクノロジーが、2025年7月14日よりEC事業者向け「DGBTセキュリティ診断サービス」の提供を開始することを発表しました。このサービスは、改訂された「クレジットカード・セキュリティガイドライン6.0版」への準拠を目指すECサイトにとって、不可欠な脆弱性対策を支援する内容となっています。

サービスの背景と重要性

最近、EC事業者を狙った不正アクセスやクレジットカード情報の漏洩が増加しており、その被害額は過去最高を記録しています。これを受け、「ガイドライン6.0」には新たに求められるセキュリティ対策が追加されました。具体的には、

- カード情報保護対策
- 不正利用対策

特に、脆弱性対策は整数分野において大きな負担を伴います。DGBTはこれまでの経験を活かし、これからのEC事業者の安全な運営をサポートする新たな診断サービスを提供します。

「DGBTセキュリティ診断サービス」の概要

このサービスは、複数の診断プランを選択できるのが特徴で、ECサイトの体制や予算に応じて最適なものを選べます。具体的には、以下のようなプランがあります。

- フルパックプラン: ガイドラインに応じた5種の脆弱性対策を診断するフルパック。
- セレクトプラン: 必要な対策のみを選択し、限られた予算内での診断。
- Webアプリケーション診断: ECサイトの規模や予算に合わせて柔軟に対応する診断サービス。

このように、利用者のニーズに合った柔軟なプランを提供することで、初めて脆弱性対策に取り組む事業者でも安心して利用できるよう配慮されています。

従来との違いと今後の展望

DGBTはDGフィナンシャルテクノロジーと連携し、ガイドラインに基づく各種対策を包括的に提供することが可能です。また、今回の診断サービスにより、EC事業者が直面するさまざまなセキュリティの課題に対しても柔軟に対応することを目指しています。

セキュリティに関しては、近年の多様化・巧妙化するサイバー攻撃に備え、従来の対策だけでなく、より総合的かつ持続可能な対策が求められています。DGBTは、EC事業者にとって不可欠な安全性を確保し、持続的な成長を支えるために常に新たなソリューションを提供していきます。

代表のコメント

株式会社DGビジネステクノロジーの代表取締役である清水和徳氏は、セキュリティ対策がもはや一時的なものではなく、中長期的な事業継続の基盤として重要であるとの認識を示しました。特に中小企業においては、サイバー攻撃のリスクが高まっており、しっかりとしたセキュリティ体制の構築が求められる時代に突入しています。

この新サービスが、EC事業者のセキュリティ向上に貢献し、社会全体のDX発展をサポートすることを目指しています。