親子で楽しむ!身近な樹木112種を学べる図鑑の紹介
2025年9月12日、株式会社大和書房から待望の新刊『子どもといっしょに探せる 樹木の見分け図鑑』が発売されます。著者はフリーランスの自然写真家、亀田龍吉氏。本図鑑は、街中や公園で出会える112種類の樹木を親子で楽しみながら観察できることを目的としており、ポケットサイズで持ち運びにも便利です。
知りたい木がすぐに見つかる
この図鑑は、樹木を見かけた際にその名前を知りたいと思う人々のために設計されています。特に「見分け」に特化した内容です。図鑑の各ページには、樹木の特徴がやさしい言葉で説明されており、専門的な知識がなくても親子で楽しく学べます。また、各樹木には、葉や実、樹皮、花などの7〜8点の部分別写真が掲載されているため、実物と照らし合わせながら安心して観察できます。
見わけのコツが満載
図鑑の魅力の一つは、樹木の見分け方を感覚的に学べるところです。たとえば、「テングが持っている葉」や「たて長うろこ状のゴツゴツ幹」といった一言コメントが添えられており、特徴をつかみやすくなっています。このように“見わけのコツ”を簡潔に伝えていることで、子どもたちも興味を持って楽しむことができるでしょう。
いつでも使える便利な内容
本書は季節や観察する部分に関係なく、さまざまな樹木の名前が分かるように工夫されています。樹皮や葉、樹形については共通して掲載され、さらに各樹木の特徴を活かした季節ごとの写真も収められています。このように、年中を通じて樹木の観察が楽しめる設計となっています。
目次の紹介
本書の目次を紹介します。内容は以下のように構成されています:
- 広葉・落葉樹
- 広葉・常緑樹
- 針葉・常緑樹
- 針葉・落葉樹
- 図鑑を見てもピンとこないのは
- この場所にはこんな木
この図鑑は、ただ学ぶためのものではなく、親子のコミュニケーションを深めるための道具です。家族でのお散歩に持って出かければ、木々を観察しながら会話を楽しむことができるでしょう。
著者の紹介
著者の亀田龍吉氏は、1953年に千葉県館山市で生まれました。自然写真家として、植物や動物との関わりを大切にしながら、様々な著作を手掛けています。彼は『雑草・山野草の呼び名事典』や『生き物が教えてくれる季節のおとずれ』など、多くの自然に関する書籍を出版しており、その知識と経験が本書にも活かされています。
書籍概要
書名:子どもといっしょに探せる 樹木の見分け図鑑
著者:亀田龍吉
発売日:2025年9月12日
判型:文庫判
頁数:256ページ
定価:990円(税込)
* 発行元:株式会社大和書房
気軽に持ち運べるポケットサイズのこの図鑑を使って、親子で一緒に樹木を探しながら、楽しい学びの時間を持ってみてはいかがでしょうか。