八王子市が最優秀賞
2024-10-31 00:28:08

八王子市、健康施策『てくポ』が日本健康会議2024で最優秀賞獲得

八王子市、最優秀賞を受賞



2024年10月30日、日本健康会議2024において東京都八王子市が最優秀賞を受賞したことが発表されました。これは、株式会社ベスプラが提供する脳と身体の健康維持を目的としたスマートフォンアプリ『脳にいいアプリ』を活用した市の健康施策『てくポ』が評価されたものです。この受賞は、官民連携による健康で持続可能な地域づくりの重要性を証明するものと言えるでしょう。

日本健康会議2024とは



日本健康会議は、健康寿命の延伸と医療費の適正化を目指し、経済界や保険者団体、学識経験者が集まって活動しています。毎年度、全国の自治体から健康促進に関する優れた取り組みが報告され、その中から特に優れた事例が表彰されます。今年度は新設された「健康でいられる地域・まちづくり表彰」において、特に注目されたのが八王子市の健康施策です。

『てくポ』の取り組み



『てくポ』は2021年から八王子市とベスプラにより実施されている健康施策で、高齢者を対象にしたフレイル予防をイメージしたものです。このプログラムでは、スマートフォンアプリを使用し、ユーザーが「身体活動」「栄養」「社会参加」を実践することで獲得したポイントが特典に変換される仕組みを導入しています。

現在、約1万人の八王子市民がこの制度を利用しており、日常的な健康管理が促進されています。『てくポ』はその名の通り、健康を維持していくためのポイントシステムであり、プログラムへの参加者は互いに励まし合いながら健康的な生活を心がけることができます。

『脳にいいアプリ』の特長



『脳にいいアプリ』は、カロリンスカ研究所の研究を基に開発された、安全で無料の健康管理アプリです。このアプリは運動や食事、脳トレーニングを一元管理できる機能を備えており、ユーザーはこれらの活動を通じて健康を意識することが可能です。また、アプリを通じて提供される食事指導や運動指導、認知トレーニングは、軽度の認知機能障害の進行を抑える上で効果的だとされています。

アプリは2017年に登場してから、東京やその他の地方自治体からの高い評価を受け、多くの受賞歴を持つ自信作です。

健康ポイントサービスの導入



『脳にいいアプリ』は、単に健康促進や医療費削減を狙うだけでなく、地域経済の活性化にも寄与しています。利用者が取得した健康ポイントは、地域内で通用する地域ポイントや、PayPayポイントなど、さまざまな形で還元されます。これにより、参加者自身の健康向上のみならず、自治体の商業活動にもつながる取り組みとなっています。

さらなる展開



この受賞を受け、株式会社ベスプラの代表取締役である遠山陽介氏は、「このような成果は共に取り組んできた八王子市の職員や市民のおかげ」とコメントしています。今後も地域活動を通じて、他の自治体と連携を深め、より多くの人々に健康を推進していくことを宣言しました。

八王子市の取り組みは、これからの健康でいられる地域づくりの模範となる可能性を秘めています。今後の進展に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社ベスプラ
住所
東京都渋谷区神宮前5-18-10エクサスペース3C
電話番号

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