綾瀬高とスリーハイ
2024-07-23 14:22:33

神奈川県立綾瀬高校がスリーハイと連携しアイデア提案を実施

神奈川県立綾瀬高校、スリーハイと連携した経営改善アイデア発表会



2023年11月27日、神奈川県立綾瀬高等学校で新たな取り組みが始まりました。第46期生における「総合的な探究の時間」では、生徒たちが横浜市にある町工場、株式会社スリーハイの経営課題を解決する提案を発表しました。この授業は、NPO法人SoELaの支援を受け、大きな期待とともに進められています。

経営改善アイデアの発表



授業の中で、生徒たちは全55グループに分かれ、それぞれ異なるテーマでアイデアを検討しました。特に6月20日に行われた最終プレゼンテーションでは、選ばれた9グループが体育館でスリーハイの代表者に向けて発表を行いました。そこで提案された改善アイデアは、今後スリーハイで精査され、実現可能性を見極めることとなります。

この授業において生徒が考えたテーマには、昼礼の改善、営業誌の作成、新しい製品開発、就職案内の制作、廃材を利用したイベント企画などが含まれています。これらは実際にスリーハイが抱える課題に基づいた内容であり、生徒たちの支援を受ける形で行われました。

「総合的な探究の時間」とは



「総合的な探究の時間」は、2022年度から始まった高等学校の新たな授業スタイルであり、教科や科目の壁を越えた横断的な学びを促進するものです。綾瀬高校では、主体的な課題発見や行動力を育成することを目的をとしており、特に企業との連携によって実際の経営課題に取り組む機会が提供されています。

今回の取組みは、スリーハイという現場で具体的なビジネスの課題を持つ企業との協力を基に実現しました。生徒たちは「スリーハイ綾瀬高校支店」という架空の部署に分かれ、各グループがそれぞれの役割を持ちながら提案内容を考えました。

生徒たちの成果と成長



生徒たちの発表に対して、スリーハイの代表・男澤氏はその努力を称賛し、評価基準として課題理解度、マーケティング視点、事業内容の独自性、実現可能性、そしてチームワークを挙げました。発表の中で最優秀賞を得たのは「家までほっと」というヒーター付きエコバッグのアイデアであり、その他にも昼礼のクイズ大会やスリーハイオリジナルキャラクターを使った営業誌の提案が評価されました。

また、教員からは生徒たちの成長を実感したとのコメントがあり、事後のアンケートではチームワークが新たな視点をもたらしたとの意見が多く挙がりました。この経験は彼らにとって、今後の社会でも役立つスキルとなることでしょう。

スリーハイの期待と展望



スリーハイは、選出された提案以外にも生徒たちが考えた全てのアイデアを今後精査し、実現に向けて検討する考えを示しています。男澤社長は、答えのない課題に取り組んだ生徒たちの姿勢には驚きとともに感謝の意を表し、未来の社会においても需用が高まる能力として協働力の重要性を強調しました。

結論



神奈川県立綾瀬高等学校の取り組みは、従来の教育とは異なる新しい形の学びを示しており、地域企業とのコラボレーションを通じて実践的な経験を提供しています。生徒たちにとって貴重な体験となり、将来のキャリアや社会生活において貴重な財産に成ることが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社スリーハイ
住所
神奈川県横浜市都筑区東山田4-42-16
電話番号
045-590-5561

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