オンライン語学学習者が選ぶ理想のレッスンタイプ
株式会社スモールブリッジが運営する日本最大級のオンライン習い事サイト「カフェトーク」が、語学学習者を対象に実施したアンケートを基に、最も効果があったと感じる語学レッスンタイプを報告しました。調査結果は多数の受講者に貴重なインサイトを提供し、オンライン語学教育の現状を浮き彫りにしています。
調査の概要
この調査は、2024年の初めに金曜日に実施され、アクティブな語学学習者が対象でした。サンプル数は132名とし、アンケートはカフェトーク内のフォームで集められました。受講者は月に4回以上、同プラットフォームでオンラインレッスンを受講している学習者です。提供されている語学レッスンは、英語、韓国語、日本語、中国語、フランス語など、幅広い言語にわたります。
受講者の選んだレッスンタイプ
調査から、最も人気の高いレッスンタイプは「フリートーク(会話)レッスン」であることが明らかになりました。続いて、「文法を学ぶレッスン」や「市販テキストを進めるレッスン」、「発音矯正」が後に続きます。しかし、興味深いことに、全体のアウトプットにあたるフリートークは全受講の2割に過ぎず、実際にはインプットを中心としたレッスンが8割を占めました。
フリートークレッスンの特徴
フリートークは、講師と生徒が自由に話す形式で進行されます。参加者の約50%が話題をその場で決定すると回答しており、即興でのコミュニケーションが求められる独特のスタイルが支持されています。受講者はこのレッスンから、実際の会話に近いナチュラルなスピード感を得ることができ、またお互いに質問しあうことでより緊密な関係を築いているようです。
理想の会話割合
オンラインレッスンでは、参加者の60%が「講師と生徒が半々ぐらいに話す」ことを希望しているという結果が出ました。また、残りの約30%は「生徒が7割、講師が3割」程度で、多くを話したい願望が見られました。逆に「生徒が3割、講師が7割でたくさん話してほしい」という意見は少数派でした。このことから、受講者は主体的に参加し、自らのアウトプットに重きを置いていることが伺えます。
今後の展望
カフェトークでは、言語だけでなく、多様なオンラインレッスンを提供しています。学ぶ場はオンラインでありながら、出会いや新たなスキルを手に入れる貴重な機会を提供し続けています。これからもさらなる学びの場を提供し、受講者のニーズに応えることを目指していくというビジョンを掲げています。
このように、オンライン語学学習の場においては、対話を重視するレッスンが今後も推奨されるでしょう。