北杜市のひまわり畑、サポーター制度で地区活性化
山梨県北杜市は、壮大なひまわり畑を舞台にした「北杜市明野サンフラワーフェス2025」を開催します。これは、日本有数の日照時間を誇る明野町で、40万本ものひまわりが咲き乱れる魅力のイベントで、今年から市民参加型の「サンフェスサポーター」制度が導入されました。この新制度は、地域とサポーターの共同作業で持続可能なイベントを目指すものです。
サポーター制度の導入
この取り組みは、昨年5月24日に行われた初のサポーター作業から始まりました。約20名のサポーターを含む70名の参加者が集い、4,000本のひまわりの苗を広大な畑に植えました。サポーターたちは、地域住民たちと一緒に、次世代に続くこのイベントの成功を願い作業に励みました。
明野町のひまわり特徴
今回植え付けられたのは「サンフィニティ」という多花性の品種です。このひまわりの特徴は、1株から50~100輪の花を咲かせるだけでなく、通常のひまわりよりも開花期間が長く、イベント期間中ずっと花を楽しむことができる点です。さらに、草丈が50~100cm程度と小型なため、子どもやペットとの記念撮影にぴったりな品種でもあります。
参加者の声
作業には親子や夫婦など、様々な年齢層が参加。その方々の声には、「子どもと一緒に参加できて楽しかった」「花や家庭菜園が好きで、今後の育成状況が楽しみ」といったものが多く、地域と一体となった作業の価値が感じられました。参加者の一人は「家族で毎年来ているこのイベントに、自分が植えたひまわりが大きく育つのを楽しみにしている」と語り、愛着が生まれたと嬉しそうに話していました。
今後の活動予定
サポーター制度はひまわりの定植作業だけでなく、除草や花がら摘みなど、圃場管理を通じてイベントの運営に貢献する重要な役割を果たします。今後も様々な作業を予定しており、サポーターの募集を続けています。参加条件はなく、どなたでも前向きに参加できる方が対象です。
開催概要
「北杜市明野サンフラワーフェス2025」は、7月19日から8月17日まで開催されます。メイン会場は山梨県北杜市明野町浅尾で、時間は午前8時から午後5時までです。参加者は、イベントを通じて地域との連携を深め、持続可能な運営を支援することが期待されています。
さらに詳しい情報やサンフェスサポーターへの応募は、専用フォームにて受け付けています。ぜひ、地域の一員として参加してみませんか?