彩り文字が銀座を彩る
2025年6月、東京メトロ銀座駅のC4出口付近で、手書きのアート「彩り文字」が登場します。このイベントは、オンライン講座を通じて文化や自己表現の豊かさを提供するラフ株式会社(代表:永渕成記)によって企画されました。講座の世界観を反映した展示が、梅雨空を背景に心温まる出会いを促します。
心を寄り添わせる手書きアート
現代はデジタルが主流となっていますが、手書き文字が持つぬくもりと人間味に改めて注目が集まっています。「自分の言葉を届けたい」と思っても、字に自信が持てなかったり、センスの必要性を感じたりして始められない人も多いのではないでしょうか。昨今の研究でも、手書きで表現することが自己肯定感や幸福感を高めるという結果が報告されています。
彩り文字とは何か
「彩り文字アーティスト養成講座」では、筆と顔彩を用いて自分の感情や言葉に色を付ける、新たな形の文字アートが教えられます。この講座は50本以上の動画から構成されており、半年かけてじっくり学ぶことができます。初心者でも安心して始められるよう、必要な道具が一式揃っています。
LINEでのサポート体制も整っており、いつでも相談できる環境が充実。受講生が不安を抱えずに学べるよう、寄り添うスタンスが重要視されています。
彩り文字の誕生
この講座を開発したのは、30年以上の指導実績を持つ書家、幹弓華凰(みく・かこう)先生です。ある日、日本画の練習中に色を含んだ筆で「寿」と書いた瞬間、その色と感情が交じり合ったことがきっかけで新たな“感動”が生まれました。そこから10年をかけ、書道と日本画、水墨画のテクニックを融合させ、現在の「彩り文字」が誕生しました。
自分らしさの表現
この講座では「上手に書く」ことが目標ではなく、その人自身の魅力や「らしさ」を大切にすることが重視されています。完成した作品は、大切な人へのプレゼントとして使われたり、教室の開講や販売といった新しいステップへも繋がることがあります。受講生は初め不安を抱えつつも、次第に自分の言葉で表現できる喜びに目覚めていくのです。
提案する出会いの場
今回の彩り文字の掲出により、通勤や通学中の人々が梅雨の合間にふと目にすることで、「手書きの文字がこんなに優しいものだ」と感じられるきっかけになることを願っています。雨の日も晴れの日も、自分の言葉を通じて誰かを喜ばせたいという気持ちを、彩り文字が静かに後押しします。
掲出情報
- - 期間: 2025年6月9日(月)〜6月15日(日)
- - 場所: 東京メトロ銀座駅構内・C4出口付近
心に寄り添う手書きアートとしての「彩り文字」が、皆さんの心を豊かにすることを期待しています。