VRChatとバーチャルマーケットが初めての本格コラボを実現

株式会社HIKKYが運営する「バーチャルマーケット（Vket）」が、世界最大級のソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」との初の本格的なコラボレーションを発表しました。このコラボでは、2024年8月4日まで開催される『バーチャルマーケット2024 Summer』の期間中、VRChatのホームワールドにVketのホロポッドが設置され、さらに8月3日と4日に行われるリアルイベント『Vket Real』でも多彩なコラボコンテンツが楽しめることとなります。これにより、バーチャルと現実が交差する新たなエンターテインメントが生まれます。

バーチャルマーケット（Vket）の魅力

Vketは全世界から120万人以上が来場するメタバースの祭典であり、ギネス世界記録も有しています。このイベントでは、アバターや3Dアイテムの販売だけでなく、リアル商品（洋服や飲食物）も取り扱い、メタバースならではの体験を提供しています。来場者同士の音声コミュニケーションが可能で、実際のイベントの臨場感を感じることができます。近年は大手企業の参入も進み、リアル商品販売が充実しつつあります。

VRChatとのコラボレーション経緯

Vketの運営母体である株式会社HIKKYは、VRChatの公式パートナーとして長年の協力関係があります。これまでに12回の開催を経て、毎回規模を拡大してきたVketの主な会場はVRChat内に構築されています。最近のイベント『バーチャルマーケット2023 Winter』では85社以上が出展し、過去最高の来場数を記録しました。更に、2023年夏には初のリアルイベント『VketReal』も開始し、VRChatとの連携も強化してきました。

コラボレーションの具体的な内容

2024年に開催される『バーチャルマーケット2024 Summer』では、VketのホロポッドがVRChatのホームワールドに登場します。これによりユーザーは、メタバースイベントの入り口に簡単にアクセスできます。また、リアルイベント『Vket Real 2024 Summer』でもVRChatのブースが設けられ、特別な体験が提供されます。これにより、来場者はリアルとバーチャルの境界を楽しむことができます。

さらに、オリジナルのコラボグッズも販売予定です。これには、限定のTシャツやアクリルキーホルダーなど普段手に入らないアイテムが含まれ、参加者にとって魅力的な機会となるでしょう。