SkyDriveが「MM総研大賞2025」で大賞受賞
2025年7月15日、株式会社SkyDriveが「MM総研大賞2025」において、次世代モビリティ分野での最優秀賞に加え、大賞という最高評価を獲得しました。この受賞は、日本のICT技術の発展と、空飛ぶクルマの実現に向けた努力が認められた結果です。
SkyDriveの取り組み
愛知県豊田市を拠点に、SkyDriveは「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」というミッションを掲げ、日常の移動に空を活用する未来を目指しています。空飛ぶクルマの開発を進めており、それは利用しやすく、持続可能な移動手段として新たな可能性を開きます。
6月には、大阪で行われた関西万博会場内の「EXPO Vertiport」で、報道関係者向けのデモフライトも実施。これにより、SkyDriveの技術が実際に空に浮かぶ様子が披露されました。
MM総研大賞の意義
MM総研大賞は、ICT技術による産業発展を促進することを目的に2004年から実施されています。今回は、審査委員長に村井純氏を迎え、厳正な審査が行われました。SkyDriveの空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」は、その静粛性と経済性が評価され、技術とサービス共に最高評価を受けたのです。
空飛ぶクルマの将来性
SkyDriveの空飛ぶクルマは、従来のヘリコプターと比較しても静かで軽量な設計が特長で、経済性にも優れています。今後、2025年4月に開催される大阪・関西万博での本格フライトも予定しており、観光や緊急輸送など多岐にわたる分野での利用が期待されています。
特に、製造パートナーであるスズキ株式会社がインド市場で成功を収めていることもあり、世界的な展開が期待されます。インドは2023年に世界最大の人口となり、これによりSkyDriveのビジネスチャンスも広がる可能性を秘めています。
CEO福澤知浩のコメント
受賞を受けて、SkyDriveの代表取締役CEO福澤は、審査員や支援者への感謝を示しました。「私たちの挑戦は技術だけでなく、制度設計、安全性認証、インフラ整備と多岐にわたりますが、数々のパートナーと共に着実に前進してきました。この受賞は私たちだけでなく、共に挑んできた全ての皆様への表彰です。」と述べています。
今後も、SkyDriveは空の移動が日常の選択肢となる未来を目指し、革新を続ける姿勢を貫いていくことを宣言しました。
この受賞は、SkyDriveにとってさらなる刺激と責任となり、革新を世界に送り出すための大きな一歩となります。
会社概要
- - 設立: 2018年7月
- - 代表者: CEO 福澤知浩
- - 事業内容: 空飛ぶクルマの開発、ドローンサービスの提供
- - 所在地: 愛知県豊田市
SkyDriveは今後も、空飛ぶクルマを通じて新たな交通手段を提供し、モビリティ革命を先導する企業として成長していくことが期待されます。