AIボイスボット『AmiVoice ISR Studio』が医療を支える
株式会社アドバンスト・メディアが開発したAIボイスボット『AmiVoice ISR Studio』が、ファストドクターに導入され、電話応対業務の約83%を自動化することに成功しました。この取り組みにより、毎月約3,000件の入電のうち、約2,500件が自動で対応されます。これにより、月100時間以上の業務負荷が軽減され、患者や薬局からの問い合わせに対する受付体制が大きく改善されました。
導入の背景
ファストドクターは、医療分野におけるさまざまなサービスを提供しています。救急往診やオンライン診療、在宅医療支援など、多岐にわたるサービスを支えるためには高効率な電話対応が不可欠です。特に薬局からの医療照会に関しては内容が専門的で時間がかかるため、業務効率の向上が求められていました。昨今の医療ニーズの高まりに応えるためにも、ファストドクターでは持続可能な運用体制の構築が必要とされていました。
導入の決め手
『AmiVoice ISR Studio』の導入が決まったのは、その高い精度とカスタマイズの柔軟性によるものです。医療用の専門用語を正確に認識できる音声認識エンジンを搭載しており、単語登録なしで使える点が大きな魅力でした。導入を進める過程で、ユーザーの意見を反映して医療エンジンを追加するなどの迅速な対応が行われたことも、スムーズな展開を促進しました。
1ヶ月での本稼働展開
『AmiVoice ISR Studio』は、導入から約1ヶ月後の2025年7月に全国の薬局からのお問い合わせ受付を本格稼働しました。この新しいシステムは、医療業界においてAIボイスボットを活用する先駆的な試みであり、法的かつセキュリティ面での準備も怠りなく行われました。
導入による効果
2025年9月には、電話応対業務の約83%をこのAIボイスボットが担当することに成功しました。従来は電話応対に2〜3分かかっていた業務が効率化された結果、オペレーターの負担が大幅に軽減され、クライアントの問い合わせ対応も迅速化されました。更には、電話受付の内容が自動的にCRMに連携されるため、オペレーターは事前に内容を確認しやすくなりました。
受賞と今後の展開
今回の取り組みは、ファストドクターのAI活用コンテストで優秀賞を受賞するという素晴らしい評価を受け、他の部署への展開も進んでいます。アドバンスト・メディアは、今後も『AmiVoice ISR Studio』を通じてコンタクトセンター業界の生産性向上に貢献することを目指していきます。
ファストドクターのコメント
ファストドクターでは、高齢化社会における医療ニーズに対し、AIを使った業務効率化を推進しています。今回の導入を通じて、他の医療機関もこのアプローチを参考にすることが期待されています。
このように、『AmiVoice ISR Studio』の導入は、業務改善だけでなく、効率的かつ質の高い医療サービスの提供につながっています。