男性育業推進リーダー設置企業を募集!
東京都では、男性の育業取得率向上を図るため、特別な認定制度を導入しています。この制度を利用することで、企業は「男性育業推進リーダー」を設置し、社内に育業を促進する取り組みを広めることが可能になります。
認定制度についての概要
「男性育業推進リーダー設置企業」として認定を受けるためには、一定の条件を満たす必要があります。その条件とは、年間を通じて30日以上の育業を取得した男性をリーダーとして位置付け、社内で育業の意義や重要性を周知するための課題を明確にし、目標を設定することです。この制度は、企業内外での育業推進を実現するために特化しています。
育業の意義
東京都では、育業を「育児休業」と呼ぶのではなく、「育業」と呼ぶことにより、新たな社会的価値を創出しようとしています。日本社会全体で育児休暇を取得しやすい雰囲気を醸成するために、東京都はこの愛称を採用しました。これにより、男性も気軽に育児に参加できる環境を目指しています。
認定対象となる企業の要件
企業がこの認定を受けるには、いくつかの要件が設けられています。まず、都内に本店を持ち、常時雇用の労働者が5名以上いることが求められます。その中で、少なくとも2名の男性が育業に参加していること、また会社全体の育業取得率が79%以下であることが条件です。
申請受付期間と流れ
認定申請は毎年6月から開始され、翌年の2月まで行われます。この期間中に、企業は具体的な取り組みを実施する必要があります。初回の申請受付は6月2日から始まり、先着順ではなく抽選によって選ばれますので、早めの申請が推奨されます。
奨励金制度のご案内
認定を受けた都内の中堅・中小企業には、最大100万円の奨励金が支給されます。これは、育業を推進するための具体的な取り組みを行う企業を支援するためのものです。奨励金を活用することで、企業はより積極的に育業に取り組むことができるでしょう。
申請に関する情報とお問い合わせ
興味を持たれた方は、東京都の公式サイトで詳細情報を確認するか、担当窓口に直接お問い合わせください。育業推進リーダー認定制度を通じて、企業文化を豊かにし、従業員エンゲージメントを高めるチャンスです。ぜひ、この機会をお見逃しなく!
公式サイト
問い合わせ窓口:はたらく女性スクエア(東京都労働相談情報センター青山事務所)TEL: 03-6427-7518 (平日9:00〜17:00)