朝倉染布の超撥水風呂敷『ながれ』がギネス記録を打ち立てた快挙

朝倉染布株式会社が打ち立てたギネスの快挙

群馬県桐生市に本社を置く朝倉染布株式会社が、誇る自社製品「超撥水風呂敷『ながれ』」の発売15周年を記念して、特別なイベントを開催しました。その内容は、100人が協力して100リットルの水を運ぶ「風呂敷リレー」。この挑戦が見事ギネス世界記録に認定され、参加者たちは感動の瞬間を共有しました。

イベントの概要

このイベントは、令和3年12月4日に群馬県桐生市立桐生商業高等学校の校庭で行われました。参加者は全国から集まった37人の一般公募者、桐生商業高校の60人の生徒、そして朝倉染布の社員3名を含む100人。彼らが協力して、風呂敷で水を運ぶシンプルな競技に挑戦しました。

参加者は立ったまま隣の人に風呂敷バケツを渡していくという形式で、途中でさまざまなハプニングがあったものの、全員が力を合わせて取り組みました。最終的に「Team Nagare 100」は5分57秒43というタイムでゴールし、見事にギネス記録を更新しました。

参加者の声

競技に参加したある主婦は、「ギネス記録達成は群馬県の誇りです。本当に協力できて嬉しいです」と語りました。また、朝倉染布の朝倉剛太郎社長は「初めてギネス記録に挑戦し、実現できて感無量です。夢のようで目頭が熱くなりました」と感想を述べました。このイベントは地元の皆さんの協力によって実現され、誇らしい記録を残しました。

背景と意図

朝倉社長は、桐生商業高校を会場に選んだ理由について「今年3月に行ったデザインコンテストで、卒業生が特別賞を受賞したことがきっかけで相談し、協力してもらった」と説明しました。このような地域との絆を大切にしながら、将来的にも「地元に愛され、信頼される会社を目指していきたい」とお話ししました。

超撥水風呂敷『ながれ』の魅力

超撥水風呂敷『ながれ』は、朝倉染布が独自の技術で開発した非常に優れた撥水性能を持つ製品です。これにより、突然の雨から大切な物を守るだけでなく、普段のエコバッグとしても使える便利さがあります。この風呂敷は、既に約40万枚以上の販売実績を誇り、多数のデザイン賞も受賞しています。

「ながれ」の魅力は、持ち運びやすく、用途が広いという点です。防災グッズとしての役割も果たし、日常生活においても非常に使いやすい設計がされています。