大阪市住之江区役所で電気代徴収漏れ! 2年分の未払い額は2万8千円
大阪市住之江区役所は、区役所敷地内の電灯使用にかかる電気代の徴収漏れがあったことを発表しました。
問題となったのは、区役所北側に位置する市有地のグラウンドです。このグラウンドは、毎年、地域団体と市有財産使用貸借契約を締結し、コミュニティ広場として利用されています。グラウンド利用時に隣接する区役所敷地内の電灯を使用する際、発生した電気代は、地域団体から徴収されることになっています。
しかし、令和4年度と5年度の電気代が、算定および納入通知書の発行・送付がなされず、地域団体から徴収されていませんでした。未払い額は、令和4年度分が1万2千円、令和5年度分が1万6千円の合計2万8千円にのぼります。
区役所は、6月20日に地域団体へ謝罪と説明を行い、納付について依頼したところ、了承を得ました。その後、金額を確定し、7月2日に納入通知書を渡しました。
今回の徴収漏れは、協働まちづくり課が事務を失念し、総務課へ電気代算定の報告を行わなかったことが原因です。また、総務課も前年度の納入実績との突き合わせを行っていなかったため、徴収漏れに気づかなかったとのことです。
区役所は、再発防止策として、今後、総務課が協働まちづくり課に対して毎月の電気代算定報告を求めるなど、事務の進捗状況を適切に確認していくとしています。