カインズとLazuli、AIを活用した商品データ整備の成果
最近、株式会社カインズが自社のマーケティング戦略における商品データ整備のためにLazuli株式会社が開発したAI技術を駆使した「Lazuli PDP(Product Data Platform)」を活用した実証実験(Proof of Concept、PoC)を行い、その成果を上げたことが発表されました。この取り組みは、顧客体験を向上させるために、商品データの質を改善することを目的としたものです。
背景と目的
カインズは、ECサイトやオウンドメディアを通じて、顧客に個別最適な商品を提案することに力を入れています。実現するには、商品データにユーザー視点で整理された属性情報や特徴タグが必要とされます。しかし、数多くの商品に対して、手作業でのタグ付けは難しく、AIによる自動化がどこまで可能かを確かめるために、今回のPoCを実施しました。
実証実験の概要と成果
この実証実験では、特に難易度が高いカテゴリの商品のデータ整備に焦点を当て、Lazuli PDPを通してAIによるカテゴリ推定と特徴タグ自動生成を行いました。また、カインズのオウンドメディアに掲載されているコンテンツに対しても同様の作業を行い、商品とコンテンツの情報が相互に関連付けられる仕組みを確立します。
こうした取り組みにより、顧客の興味に基づいた効果的なマーケティング戦略を支える基盤が整備されました。特に、生成されたタグには、それぞれの商品との結びつきの強さを示すスコアが付与されるため、検索精度の向上やレコメンデーションの施策における優先順位付けを柔軟に行える体制が構築されました。
これからの展望
実証実験が成功裏に終わったことを受け、カインズはその適用範囲を複数のカテゴリに広げ、追加の検証に進んでいます。LazuliはAI技術を活用した商品データの価値化を進め、カインズが掲げる「世界中のくらしを楽しくする」というビジョンを達成するためのデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援し続けます。
会社紹介
株式会社カインズについて
カインズは、全国で266店舗を展開し、ホームセンター業界でのダイナミックなリーダーシップを確立しています。「くらしDIY」というブランドコンセプトのもと、ユーザーのニーズに応じた価値ある商品やサービスの提供を行っています。顧客との関係を重視し、「くらしに、ららら。」というメッセージを通じて、地域の生活を一層楽しいものにすることを目指しています。
URL:
カインズ公式サイト
Lazuli株式会社について
Lazuliは、商品データの管理を新たな観点で見直し、企業の成長を促すためのデータテクノロジーを提供しています。AI技術を駆使した「Lazuli PDP」は、商品情報の複雑性を解消し、自動的にデータを構造化・合理化できるシステムです。AIの力でデータパイプラインを構築し、企業にとって商品データを戦略的な資産として活用する社会を実現することを目指しています。
URL:
Lazuli公式サイト
このような取り組みを通じて、カインズとLazuliは協力し合い、顧客にとって利用価値の高い商品情報の整備を実現しようとしています。今後の進展が楽しみです。