調査から見える「生命初」に挑む意欲とその課題
キューサイ株式会社が行った調査によると、全国の40代から69歳の男女600人中、78.3%が「いつかやってみたい」という人生初の体験を抱いていることが明らかになりました。しかし、その一方で体力や年齢を理由に挑戦を諦める人も多いという現実が浮き彫りになっています。この調査は、年齢に関係なく新しいことに挑戦することの意義や、セルフケアがその意欲に与える影響について考える契機となります。
1. 挑戦意欲とハードル
調査結果によれば、人生初に挑戦したくても、35.7%の人が「体力や健康面の不安」を理由に断念し、15.2%は「年齢的に遅い」と感じています。この傾向は特に65歳以上に顕著で、挑戦経験率が46%にとどまっています。これは高齢者が体力や健康への不安から新しいことへの挑戦を敬遠していることを示しています。
2. セルフケアの実践が新たな姿勢を生む
興味深いことに、「人生初」に積極的に取り組んでいる人の87.7%が週に1回以上のセルフケアを実施しているという結果が出ました。セルフケアとは、運動や食事、睡眠などを指し、これらを実践することで挑戦の壁を越えられる可能性が示唆されています。逆に非チャレンジ層では、その割合が65.2%にとどまっており、セルフケアによって得られる心身の健康が挑戦意欲に繋がることが分かります。
3. 好循環を生む挑戦の影響
また、人生初の挑戦を経験した人の中で50.2%が「心が前向きになった」と回答し、36.9%が「日常生活が楽しくなった」と述べています。挑戦がポジティブな結果をもたらし、それがさらなる挑戦意欲をかき立てる好循環を生んでいることが分かります。「小さなきっかけから挑戦し、その成果を感じる」この流れが、人生において新しい挑戦を促す可能性を秘めているのです。
4. ウェルエイジングを目指して
今回の調査を受け、キューサイでは「人生初を、いつまでも」というテーマを掲げ、ミドル・シニア世代の挑戦を応援する取り組みを拡充していく予定です。年齢を重ねることを前向きに捉える「ウェルエイジング」の実現を目指し、心身の健康を促進するための情報発信や参加型の活動を展開していきます。
5. まとめ
挑戦したい気持ちがある一方でそれを実現できない人々が多い現実を受け止め、体力と健康に関するハードルを乗り越えるための手段として、日々のセルフケアの重要性が強調されました。人生100年時代においては、今からでも遅くないという考え方を大切にし、自己ケアに取り組むことで、より充実した人生を築くことができると言えるでしょう。