熱中症対策ゼリー
2020-06-18 10:23:19
名古屋の企業が共同開発した熱中症対策ゼリーが登場
名古屋の温暖な夏を乗り切る『現場の相棒塩ビタミンゼリー』
近年、異常気象の影響で夏の高温化がますます進んでいます。特に、現場で働く方々にとって、熱中症は大きな脅威です。そんな中、名古屋の2つの企業、共親製菓株式会社と株式会社ノダキが手を組み、熱中症対策のために開発した『現場の相棒塩ビタミンゼリー』が注目を集めています。
共同開発の背景
共親製菓は70年以上の歴史を持つお菓子メーカーで、特にさくらんぼ餅やスティックゼリーなど、親しみやすい駄菓子を製造しています。一方、ノダキは創業以来100年以上の歴史を持つ機械工具の商社で、さまざまな製造業と深い関わりを持っています。ノダキ社長の野田典嗣氏は、現場の声に耳を傾ける重要性を強く認識しており、熱中症対策の必要性を照らし出しました。
実際、ノダキはこれまで現場用の塩飴等を提供していましたが、暑い中で長時間舐め続けるのには抵抗があるという意見が多く寄せられました。この課題を解決するため、共親製菓の安部専務を訪ね、より気軽に塩分を摂取できる商品を共に開発することに決めました。
ゼリーの独自性
共親製菓が提案したゼリーは、70%が水分でできており、暑い日でも抵抗なく摂取できるのが特徴です。一方で、塩分だけでなく、ビタミンも取り入れることで、さらに健康をサポートする商品となりました。1本(10g)あたりには、厚生労働省が推奨する塩分量と、11種類のビタミンが補給できる仕様になっています。酸味が心地よいレモン風味で、思わず手が伸びる美味しさです。
様々な現場での活用
『現場の相棒塩ビタミンゼリー』は、建設や工事、さらには医療現場やスポーツ、教育、アートなど多岐にわたる業界での活用が期待されています。特に、今年はコロナ禍の影響でマスクを着用する必要があり、熱中症のリスクが高まっています。このゼリーは、過酷な条件下でも安心して水分と塩分を補給できる理想的なパートナーとなるでしょう。
企業の思い
安部専務は、「この商品は、現場の人たちの声をもとに開発しました。効率的でありながら、美味しさにもこだわっています。今年の夏は特に熱中症の危険が増すと考えられますので、どうか多くの方にご利用いただければと思います」と語ります。
また、ノダキの野田社長も、「コロナ禍で環境が変化し、夏の過酷な現場環境が更に厳しくなっています。このゼリーが多くの方々に受け入れられ、夏の生活の必需品となることを願っています」と期待を寄せています。
まとめ
異なる業界で活躍する二つの企業が、現場で働く人々の健康を考えて生み出した『現場の相棒塩ビタミンゼリー』。名古屋の企業のコラボレーションが、2023年の夏を安全で快適に過ごす手助けとなることが期待されます。少しでも興味を持たれた方は、ぜひお試しください。
会社情報
- 会社名
-
共親製菓株式会社
- 住所
- 愛知県名古屋市西区名西1-15-2
- 電話番号
-
052-521-5581