株式会社レコモット(本社:東京)は、同社のクラウド電話帳機能を利用した新たな通話機能の強化を発表しました。今後、moconaviとソフトバンク株式会社の「ConnecTalk」との連携により、通話中に手軽にクラウド電話帳を呼び出し、転送ができるようになります。
この連携強化は、特にリモートワーク環境やフリーアドレスのオフィスで働く人々にとって、電話の取次ぎがスムーズに行えるという大きな利点をもたらします。電話による音声通話は、今でも多くのビジネスシーンで活用され続けており、これを支えるインフラとしての重要性は増しています。
moconaviの特徴は、「端末のデータを残さない」ことにあります。この特性により、個人情報の漏洩のリスクが減るため、安全にスマートフォンを利用することが可能です。近年のスマートフォンの普及は、ビジネスコミュニケーションの方法に革命をもたらしましたが、電話を介してのリアルタイムコミュニケーションは依然として重要です。
ConnecTalkは、スマートフォンを使用して、拠点間の内線通話をシームレスに行えます。これにより、外出先でもオフィスの電話番号を利用して即時にコミュニケーションが取れるようになります。PBXをクラウド化することで初期投資を抑えつつ、高品質な通話環境を構築することができるため、多様な働き方に応じた対応が可能です。
■「moconavi」シリーズの特徴
moconaviは、スマートフォンやタブレット、Windows PCなど、様々なデバイスで安全にリモートアクセスができるサービスです。企業によるBYOD(Bring Your Own Device)を含め、1,600社以上、32万ID以上のユーザーに利用されています。その中で、モバイル管理市場(MAM)でのシェアは6年連続でNo.1を記録し、遠隔地でもオフィスの環境を再現するというコンセプトが強く支持されています。
今後、レコモットはConnecTalkとの連携をさらに強化し、音声コミュニケーションの環境を整えることで、より多くの顧客のニーズに応えていくことを目指しています。音声通話に関する要件が多様化する中、moconaviとの連携を通じて、効率的で安全なコミュニケーションサービスの提供を実現していくとのこと。
この連携は働き方の多様性に対応した革新であり、今後のビジネスシーンにおいても重要な役割を果たすことが期待されています。レコモットの提供するmoconaviは、未来のコミュニケーションの在り方を大きく変える可能性を秘めています。今後の進展に目が離せません。