厳しい環境に挑む!北海道深川市の挑戦
北海道深川市の自然農園ワッカは、豪雪地区での農業を支える大型除雪機の購入を目的としたクラウドファンディングプロジェクトを発表しました。このプロジェクトは、2025年2月2日から2月26日まで行われ、目標金額は100万円です。支援者には、自然栽培のお米や古代米麺などのリターンが用意されています。
地域の現状と農家の課題
日本の農業は、地方によって様々な課題に直面しています。自然農園ワッカのある深川市も例外ではなく、ここでは農業を続けることが非常に難しい状況です。特に豪雪の影響を受けているこの地域では、春が短く、農作業に必要な機械を共同購入することが困難です。
実際、周辺の多くの農家が近年、経営を断念している現状があり、地域の農業の持続可能性が脅かされています。これに対処するため、自然農園ワッカは自己資金だけでは不足し、多額の銀行融資を受ける必要に迫られています。そんな中で新たな除雪機の購入が急務となり、今回のクラウドファンディングを立ち上げました。
プロジェクトの想い
代々受け継がれてきた農業の技術と自然に対する想いを胸に、自然農園ワッカでは「きれいな水を汚さず還したい」という信念のもと、循環型農業を実践しています。
田んぼの水や生活用水、さらには家族の生活全体が自然に依存しています。そのため、小さな子供たちと共に、自然の大切さを感じながら、農業に励んでいます。雪が多いこの地域では、雪山が子供たちの遊び場となり、生き物たちが息づく自然環境が広がっています。
支援のリターンについて
プロジェクトの支援者には、感謝の意を込めて様々なリターンを用意しています。
- - 10,000円支援:古代米麺120g×5食
- - 30,000円支援:自然栽培米2kg、レトルトご飯200g×2、古代米麺120g×5、黒米飴
- - 50,000円支援:自然栽培米5kg、レトルトご飯200g×4、古代米麺5食×2、黒米飴
これらのリターンを通じて、支援者の方々にも自然栽培の素晴らしさを体験していただければと思っています。詳細は自然農園ワッカのプロジェクトページで確認できます。
プロジェクトページはこちら
自然農園ワッカについて
自然農園ワッカは、環境保全や食料自給率向上を目指して活動する農園です。2014年に設立されたこの農園は、日本の農業を支えるため日々努力しています。代表の徳永小都子さんは、「私たちがこの地で農業を続けることで、地球に恩返しができると信じています」と語っています。
最後に
北海道の厳しい自然環境の中で、農業を支えるために立ち上がった自然農園ワッカの挑戦が、多くの人々に届くことを願っています。今後の活動にぜひご注目ください。