現場対応力を向上させる新機能を追加したMENTENAの最新情報
八千代エンジニヤリングのグループ企業、八千代ソリューションズ株式会社が手がけるクラウド設備保全システム『MENTENA(メンテナ)』が、2025年1月8日(水)に新しい機能を追加すると発表しました。これにより、同システムは従来以上に現場対応力を向上させ、セキュリティ設定の柔軟性や導入・問い合わせスピードの改善が図られることになります。
新機能概要
新機能は大きく5つに分かれ、現場のニーズに応えた強化がなされています。
1.
モバイル版でファイルの閲覧が可能に
今回の新機能の一つとして、作業マニュアルや手順書をモバイル端末で確認できるようになります。これまで専用のブラウザを使用していたため、作業に必要な手順書を現場で即座に参照することが困難でしたが、これによって、現場で急なトラブルが発生した際にも迅速にマニュアルを確認できるようになります。
2.
セキュリティ設定の柔軟性向上
IPアドレスの範囲指定が可能になり、設定の手間が大幅に軽減されました。これにより、管理対象のIPアドレスが多い場合でも、効率的に運用できるようになり、迅速なシステム実装が実現します。
3.
問い合わせのスピード向上
アプリ版の「お問い合わせ」画面で、必要なデバイス情報やOSバージョンが自動で表示され、ユーザーが自分で調べる必要がなくなります。これにより、問い合わせ時の時間を短縮し、サポートをスムーズに受けられるようになります。
4.
部品・在庫管理APIの導入
新たに公開されたAPIにより、部品の在庫状況の確認や更新が容易になります。これにより、データの二重管理の手間が省け、正確な在庫情報の維持が期待されます。
5.
承認フローの改善
新オプションとして、起票者が承認者の場合も自動的に承認をスキップしなくなる設定が可能となり、運用の柔軟性が向上します。
ユーザーの声を反映したサービス
これらの機能は、MENTENAがユーザーからのフィードバックを基に開発を進めてきた結果です。今後も八千代ソリューションズは、サービスの質向上に寄与すべく、定期的に機能のアップデートを行っていく方針です。
特に、現場での作業が多い企業にとっては、脱エクセルやペーパーレスを実現しつつ、設備保全の効率化を進めるきっかけにもなります。初期費用が不要な定額制を採用しており、導入後のサポートも充実しています。これにより、ユーザーは安心してサービスを利用することができます。
まとめ
『MENTENA』は設備管理や施設管理の現場において、効率的な運用を支援する重要なツールとなっており、特に製造業やビルメンテナンス業界のニーズに応える形で広がりを見せています。八千代ソリューションズは今後も持続可能な社会づくりを目指し、地域社会と企業の共生を図る努力を続けていくことでしょう。これからの『MENTENA』の発展に期待が集まります。