新たな事業支援
2020-06-12 10:42:25
コロナ影響を受けた事業主支援の新たな取り組みとは
新型コロナウイルスの影響で多くの事業主たちが経営上の厳しい状況に直面しています。このような状況下で、大阪府の株式会社日本電気保安協会グループが立ち上がりました。彼らは、2020年4月7日に発令された緊急事態宣言を受けて、電気基本料金の減免を電力会社に申し入れることを決定し、経済活動の停滞が続く中、事業主の皆様の負担を軽減しようとしています。
この申し入れは、公共事業の一環である電気料金体系の見直しに基づいています。電気料金の計算は通常、過去1年間の最大負荷が基準となり、オフピーク時でも高額な基本料金が課される仕組みとなっています。このため、多くの業者は感染拡大による休業や外出自粛の影響で、実際の消費量に対して高額の料金を支払う必要があり、経営が圧迫されているのが実情です。
そこで、同社は「にちほクラウド電力」と呼ばれる共同購買プログラムを通じて、参加している全ての顧客に対し、2020年4月の需要電力の減少に応じた基本料金の返金を実施することを決めました。これにより、少しでも経済的な支援を提供できればと考えているのです。もし電力会社がこの申し入れに応じない場合には、同社が代わりに返金を行うという措置も取られています。また、他の電力会社と契約されている顧客も、共同購買に参加することで同様の返金を受けることが可能です。
さらに、これに留まらず、同社は災害時に電源車を利用した重要設備の稼働サービスや受電設備の機器在庫サービスといった追加サービスを提供しています。特に、高圧電気機器の故障に伴い全停電となるリスクを避けるため、顧客の設備を専門的に調査し、必要な機器を在庫として保持することが一つの目標です。このようなサービスを活用することで、長時間の停電による経営危機を未然に防ぐことが期待されています。
大阪府の電気事業において公共利益を追求している株式会社日本電気保安協会は、これらの支援策を通じで地域の事業者を支え、今後の「withコロナ時代」を乗り越える為の手助けをし続けます。同社の取り組みは、厳しい状況にある事業主へ向けた新たな希望の光となることでしょう。これからも、地域のニーズに応じたサポート体制を確立し、事業者が持続的に発展できるよう支援を拡充していく姿勢が求められます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社日本電気保安協会
- 住所
- 大阪府大阪市港区波除5丁目8番3号
- 電話番号
-
06-6585-1000