印刷技術で文化財を新たな次元へ!TOPPAN「デジタル文化財ミュージアム KOISHIKAWA XROSS®」がオープン
TOPPAN株式会社は、2024年7月3日、東京都文京区のTOPPAN小石川本社ビル地下1階に「デジタル文化財ミュージアム KOISHIKAWA XROSS®」をオープンしました。
この施設は、デジタル技術を活用し、文化財の鑑賞体験を革新的に進化させることを目指したものです。印刷技術で培われた高度な技術を駆使し、文化財のデジタルアーカイブを構築。そのデータに基づいたコンテンツを「デジタル文化財」として公開することで、従来とは異なる視点からの鑑賞を可能にします。
没入感あふれるデジタルコンテンツで文化財の魅力を再発見
「デジタル文化財ミュージアム KOISHIKAWA XROSS®」は、全長20メートル、高さ5メートルの巨大なLEDカーブビジョンやインタラクティブな操作体験が可能な文化財鑑賞システム、110平方メートルの企画展示スペースなどを備えています。
これらの設備を活用し、超高精細VR映像やイマーシブ映像投影など、最新技術を駆使したデジタルコンテンツによって、文化財の魅力を多角的に紹介します。
「デジタル文化財ミュージアム KOISHIKAWA XROSS®」の主なコンテンツ
① GATE
デジタル文化財ミュージアムのプロローグとして、鳥居型のLEDビジョンがお迎えします。光の粒子が、デジタルアーカイブの出発点を表現し、ミュージアムへと誘導します。
② VR THEATER
巨大なLEDカーブビジョンに描かれる16K超高精細VR映像は、圧倒的な臨場感で、まるでその場にいるかのような没入体験を提供します。国内外のさまざまな文化財の魅力とストーリーを、デジタル文化財ナビゲーターが案内します。
③ GALLERY
文化財の色や形を精密に記録したデジタルアーカイブを活用し、多様な鑑賞体験を提供するギャラリーです。大型ディスプレイと連動したインタラクティブなシステムや高品位複製など、さまざまなデジタル文化財を展示しています。
④ EXHIBITION ROOM
デジタル文化財の最新プロジェクトを紹介する企画展示スペースです。壁面と床面へのイマーシブ映像投影や、失われた文化財の推定復元作品などの特別展示が予定されています。
10月からは一般公開も開始!
「デジタル文化財ミュージアム KOISHIKAWA XROSS®」は、2024年7月3日から、ビジネスパートナー向けに公開を開始しました。10月からは一般公開も開始され、週末限定で誰でもデジタル文化財を鑑賞できるようになります。
TOPPANは、本施設を通して、デジタル文化財の新たな価値を創造し、文化財を未来へと繋ぐ取り組みを推進していきます。
「デジタル文化財ミュージアム KOISHIKAWA XROSS®」概要
名称: デジタル文化財ミュージアム KOISHIKAWA XROSS®
所在地: 東京都文京区水道1-3-3 TOPPAN小石川本社ビル地下1階
開所日: 2024年7月3日
施設WEBサイト: https://koishikawaxross.jp/
一般公開: 2024年10月5日(土)より、土曜日、日曜日、および土日に続く祝日
時間: 1日3回 13:30~/15:00~/16:30~
所要時間: 約50分(予定)
定員: 各回12名
鑑賞料金: 500円(「印刷博物館」の入場料が別途必要)
見学申込み方法: オンラインによる事前予約制
「印刷博物館」ウェブサイト: https://www.printing-museum.org