武蔵野美術大学の学生たちが贈るクリスマス工作キット
東京都小平市に位置する武蔵野美術大学の学生たちが、株式会社大日本印刷(DNP)と手を組んで、病気と向き合う子どもたちのために特別なクリスマス工作キットを制作しました。このプロジェクトは、産学連携の一環として行われ、学生たちの創造力とデザインセンスが活かされています。
クリスマス工作キットの概要
この新しいプロジェクトでは、入院中の子どもたちが美術や芸術に親しむことで、病院での生活がより楽しく、創造的であってほしいという願いが込められています。有志の学生3名が中心となり、約3ヶ月の間、DNPの社員からのアドバイスを受けながら、プレゼントの企画からデザインまでを一手に行いました。
テーマは「森で見つけたクリスマスツリー」。このキットには、メッセージカード、紙製のクリスマスツリー、ガーランド(飾り用の紐)、シールが含まれており、特にシールは20名の学生や卒業生によるオリジナルデザインです。これにより、子どもたちが手を使って楽しめるだけでなく、クリスマスの雰囲気を楽しむことができるアイテムが揃っています。
クリスマス工作キットの贈呈方法
完成したクリスマス工作キットは、DNPが協賛するチャリティーイベント「サンタパレード東京/大阪2024」を通じて、日本国内の病院などで治療を受けている子どもたちに届けられることになっています。このイベントは、参加者がサンタクロースや名キャラクターのコスチュームを身に付けて楽しむパレードで、集まった参加費の一部は医療支援やクリスマスプレゼントに充てられます。
プロジェクトの背景
武蔵野美術大学とDNPは、2019年から連携を強化しており、今日までに様々な共同プロジェクトを行ってきました。例えば、地域活性化のためのイベントや新規事業の創出など、多岐にわたる取り組みを進めています。「サンタパレード」は、病院で入院している子どもたちにクリスマスプレゼントを届ける活動の一環でもあり、今年も約1,000人の子どもたちへその手が差し伸べられる予定です。
プロジェクトメンバーとイラスト協力者
この素晴らしいプロジェクトを支えるために学生たちが集まりました。チームは、造形学部視覚伝達デザイン学科の3年生である大竹伶奈、修士課程の武部里彩、そして同じ学科の野中咲希がメンバーです。また、特別なシールデザインにも多くの学生やアーティストが協力しており、その個性豊かなイラストは、子どもたちに喜ばれることでしょう。
協力者情報(イラスト協力)
- - hagiaki
- - DONG LU
- - maaya
- - イシヤマスズナ
- - おおたけれな
- - かえで
- - きっき
- - こだまさわ
- - さん
- - たけべりさ
- - ちぴまる
- - のなかさき
- - まるこいろ
- - 井下紗希
- - 宮本萌々子
- - 酒井美帆
- - 勝矢夢子
- - 中嶋千波
- - 名越鈴歩
- - 凜
このように、学生たちの創意工夫が生かされたクリスマス工作キットは、ただのプレゼントではなく、多くの夢を子どもたちに届けるものとなるでしょう。武蔵野美術大学とDNPのコラボレーションによって生まれたこのプロジェクトは、これからも多くの人々に希望と喜びをもたらすことでしょう。