デジタル義歯の未来
2025-11-06 11:16:14

デジタル義歯の進化を探る。新製品LIVIONと未来の可能性

デジタル義歯の進化がもたらす新たな治療法



2025年11月2日、株式会社三和デンタルは「デジタル義歯の『今』と『これから』」をテーマにした大規模セミナーを開催しました。東京都大田区の本社にて、歯科医療従事者を対象としたこのセミナーには、100名を超える歯科医師や歯科技工士が参加し、業界内でのデジタル義歯の取り組みを深く掘り下げる充実した内容が展開されました。

セミナーの概要



新型コロナウイルス感染症の影響もあり、5年ぶりの開催となったこのセミナー。テーマとして掲げられた「明日から本当に使えるデジタル義歯の知見」には、医療現場で必要とされる実践的な情報が多く盛り込まれていました。講演者は、歯科業界の第一線で活躍する専門家たちです。

午前中のセッションでは、有名な村岡秀明先生が登壇し、自己の口腔内でのデジタル義歯の体験談を楽しく語りました。さらに午後は、小池歯科医院の小池軍平先生と吉久保典子先生が、IOSを利用した新たなデジタル設計提案と、それによる患者の満足度向上について具体的な実例を紹介しました。また、南青山林歯科クリニックの林大悟先生は、アナログとデジタルの技術を融合させた義歯設計について熱心に語られました。

新製品「LIVION」の発表



このセミナーの核心ともいえるのが、三和デンタルから発表された新製品「デジタルデンチャー LIVION」です。LIVIONという名称には、人生100年時代を生きる全ての人々に『食べる喜び』『話す楽しみ』『笑う自信』を提供したいという想いが込められています。

プレゼンテーションでは、三和デンタルが進めてきた「デジタルとアナログの融合」による義歯開発の進展が詳しく説明されました。特に「スマイルデンチャー」や「コンティース」といった過去の成功事例を踏まえ、LIVIONはさらなる進化を遂げた製品であると強調されました。この新製品は、デジタル化による効率性や再現性の向上と、患者満足度の向上を目指しています。

パーシャルデンチャーへの挑戦



また、LIVIONの発表には『パーシャルデンチャー』に関する情報も含まれていました。これまでデジタルデンチャーの技術はフルデンチャーに特化していたが、パーシャルデンチャーについても技術的な難易度を克服し、新たな地平を切り開いていることが説明されました。三和デンタルは、ノンクラスプデンチャーの開発を進めながら、パーシャルデンチャーの審美性と快適性も追求しています。

今後の展望



デジタルデンチャー LIVIONは、2025年11月18日から受注が開始される予定です。三和デンタルは今後、デジタル技術を取り入れることで、義歯製作の効率化をさらに進めていく考えです。過去の技術の蓄積と最新のデジタル技術を融合させ、これからの医療に貢献でいくことを目指しています。

セミナーのオンライン配信



今回のセミナーの内容はオンラインでも配信中ですので、最新のデジタル義歯に関心を持つ歯科医師の方々や業界関係者には、この機会にぜひ一度板ってみてほしい内容です。デジタル技術がもたらす義歯製作の未来に、期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社三和デンタル
住所
東京都大田区東嶺町32-21東嶺町東嶺町32番21号
電話番号
03-3750-7144

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