高槻市、インフルエンザ予防接種費用助成対象を拡充
高槻市では、2023年10月1日からインフルエンザ予防接種の助成制度が改訂されます。これまでの助成対象は生後6か月から小学校6年生まででしたが、今回新たに中学校3年生までに対象が拡大されることになります。今回の改訂の目的は、子育て世帯に対する経済的な負担を軽減し、より多くの子どもたちがインフルエンザワクチンを受けられるようにすることです。
インフルエンザは特に子どもにとって危険なウイルスであり、時には急性脳症といった重篤な症状を引き起こす可能性もあります。また、流行が始まると感染はあっという間に広がるため、予防接種が重要視されています。ワクチン接種は感染のリスクを下げ、重症化を防ぐ効果もあります。
高槻市では、これまで平成28年度から子どもの予防接種に対して助成を行ってきましたが、助成金額は1回1,000円で、上限は2回までとなっています。新しい助成制度では、対象年齢が広がることで、家庭の経済負担が更に軽減されます。助成金は、接種時に市内の指定医療機関に申請書を提出することで受け取ることができ、13歳未満の子どもは2回、13歳以上の子どもは原則1回の接種が対象です。
インフルエンザ予防接種費用助成の詳細
- - 対象者: 接種日現在、高槻市に住む生後6か月から中学校3年生まで
- - 助成期間: 2023年10月1日から2024年1月31日まで
- - 場所: 市内の指定医療機関
- - 助成金額: 1回1,000円
- - 助成回数: 13歳未満は2回、13歳以上は原則1回
子育て世帯のためのこの制度は、健康を維持するための一助となるでしょう。また、事業を担当する子ども保健課の職員は「インフルエンザの予防接種を検討しているご家庭には、ぜひこの制度を利用していただきたい」と強調しています。高槻市は、地域住民の健康を第一に考え、さらなる支援を進めています。
詳細については高槻市の公式ホームページを確認してください。
高槻市のインフルエンザ予防接種費用助成について