2026年は“うま”くいく!滋賀の馬に関する初詣と体験旅
2026年は干支が“午”であり、滋賀県では時間を超えた馬にまつわる文化や歴史を体験できる貴重な機会を提供しています。琵琶湖の風景と共に、馬は古くからこの地域に根付いており、交通や農業を支え、今も多くの伝統行事の一部として息づいています。
出発点として、栗東市は全国屈指の競走馬育成拠点であり、“馬のまち”として知られています。初心者でも楽しめる乗馬体験施設が多数存在し、しあわせを運ぶとされる馬の力と魅力を感じることができます。また、地域内の神社は馬にちなんだ行事や祭りを行っており、新年を迎え美しい馬文化に触れる絶好のチャンスです。
初詣・馬にまつわる神社巡り
日本初の国営牧場が設置されたこの地は、1400年以上にわたる馬の行事で知られる“馬の聖地”。新年には「全国馬・競馬・乗馬安全祈願大祭」が行われ、乗初式や競馬など多彩な神事が披露されます。特に、5月6日の例祭では、日本最古の競馬「足伏走馬」が行われ、迫力ある馬の姿を間近に感じることができます。
JRA栗東トレーニングセンターに近いこの神社は、馬の健康祈願に訪れる参拝者が多く、地域文化を支えています。また、アイドルグループの聖地としても親しまれ、独自のお守りの販売も人気です。
この神社は、神馬が行列を組む「苗村祭」に代表されるように、馬と共に生きてきた歴史を感じさせる場所。五穀豊穣を祈る流鏑馬神事や武者による追い立ても行われ、地域の信仰が深く根付いています。
馬の守護神として知られ、競馬関係者や馬好きな人々が訪れるスポット。静かな境内での参拝を通じて、馬との深い結びつきを感じることができます。
日本最大級の馬まつりである「古例大祭」が開催され、40頭以上の騎馬行列が登場する姿は圧巻。春の訪れと共に華やかな祭りを楽しむことができます。
湖西最大の馬祭り「七川祭」では、流鏑馬や競馬が奉納され、馬の疾走とともに歴史を感じられます。
馬とのふれあいを楽しむ体験旅
滋賀での馬体験は多岐にわたります。例えば、引退競走馬を保護する「メタセコイアと馬の森」では、乗馬や馬車体験ができ、訪れる人々に素晴らしい思い出を提供します。その他、「御猟野乃杜牧場」では、日本在来馬の乗馬体験なども行われ、伝統文化に触れることができる特別な場所となっています。
縁起物「蹄鉄」のお守り
また、滋賀の特産品として、JRA栗東トレーニングセンターで使用された蹄鉄を磨き上げたお守りがあります。これは幸運や交通安全を願う、特別なアイテムとして人気です。
滋賀での馬にまつわる旅は、歴史や文化を味わいながら、新しい一年を迎える準備にぴったりの体験です。ぜひ滋賀を訪れ、馬との深い絆を感じてください。