亡き廣川景俊の想いをつなぐ「あるがままに表現祭」開催
2026年2月14日、兵庫県丹波篠山市において、特別なイベント「あるがままに表現祭」が開催される。この祭りは、2024年1月に41歳の若さで急逝した廣川景俊(通称:しゅんくん)の残した想いを形にするプロジェクトの一環だ。主催のBUNCA.(大阪府大阪市)は、彼の志を引き継ぎ、より良い未来を模索するために全国の人々を招く。
プロジェクトの背景
廣川景俊の死は、彼を愛した家族や仲間たちにとって、終わりではなく新たな問いを投げかける出来事であった。「私たちはどう生きるべきか?」その問いを考える意義は、彼がインド・アルナーチャラを訪れた際に初めて芽生えた。2025年、彼の思いを受け継いだ大人8名と子ども6名の合計14名が旅をし、景俊がなぜ「大地の再生」や「パーマカルチャー」を学び、社会を変えようと方々を動いていたのかを考えた。その旅で「自分を祭る」ことが、彼の遺志を受け継ぐ最良の方法だと気づく。
「あるがままに表現祭」の内容
このイベントは、単なる追悼行事ではない。参加者全員が主役であり、自分自身の「あるがまま」を自由に表現できる場となる。独自の共創システム「わらしべドネーション」により、金銭以外の形でも参加者が資源を持ち寄ることができる仕組みを導入している。具体的には以下の4つのドネーションが可能だ。
- - ストレート・ドネーション:活動を直接支える寄付
- - プロデュース・ドネーション:作品の売上から寄付
- - リソース・ドネーション:眠っている資材や道具の提供
- - コネクト・ドネーション:運営協力や告知手伝いなど
従来の看護や支援の枠を超え、すべての参加者が「祭りの仲間」として役立つ機会が持たれる。
魂を揺さぶるコンテンツ
この祭りでは、感動を伴う多彩なコンテンツが用意されている。ドキュメンタリー「あるがままに〜家族の死から動き出した14人のインドへの旅路〜」の上映に加え、大阪の祭りバンド「スーパーオギャー」や音と舞のユニット「亀ノ味噌知ル」によるライブパフォーマンス、旅するアーティスト「ぷっちょ へんざ」によるライブペイントなど、幅広い表現が試みられる。また、舞台芸術も予定されており、観客の想像力をかきたてる内容になっている。
イベントの詳細
- - 名称:あるがままに表現祭
- - 日時:2026年2月14日(土) 10:00〜20:00
- - 会場:ハートピアセンター(兵庫県丹波篠山市細工所117)
- - 入場方法:セルフスタイル(ドリンクなどはセルフサービス、感動したら投げ銭)
公式URLも用意されており、参加者や支援者のサポートが歓迎されている。
公式プロジェクトページ
開催の思い
主催者の廣川文花氏は「誰か一人が世界を変えるのではなく、それぞれができることを持ち寄り、想いをぶつけられる場所を作りたかった」と語る。大人が本気で楽しむ姿を子どもたちに見せることで、希望あふれる未来を創る第一歩になると信じている。
この「あるがままに表現祭」は、自分の想いや記憶を大切にしつつ、未来へとつながる重要な試みである。この場で再び、廣川景俊の心を感じ、彼の志を共に表現していくことができれば、それはまさに「お祭りの仲間」としての新たな出発である。