フレスコボールシブカワカップ2025が岡山で開催
2025年4月12日と13日、岡山県玉野市の渋川海岸で『フレスコボールシブカワカップ2025』が行われることが発表されました。これは二年ぶりの開催となり、一般社団法人日本フレスコボール協会(JFBA)によって主催されています。
渋川海岸の魅力
大会の舞台となる渋川海岸は岡山県の中でも特に美しい海岸の一つで、瀬戸大橋やともに広がる瀬戸内海の景色を一望できます。約1kmにわたる白い砂浜と松林に彩られたこの場所は、JFBA公認の地域クラブ『TEAM晴れの国FRESCOBOL岡山』のホームビーチでもあります。また、四国と中国地方の選手たちが集える交流の場としても活用され、活発なビーチスポーツの拠点となっています。
日本代表を巡る熱き戦い
本大会は『FRESCOBALL JAPAN TOUR 2025』の第3戦として位置づけられており、日本代表選手が決定する重要な一戦です。全国からトップ選手が集結し、注目を集めることが予想されています。新たに導入されたスピードガンシステム「HAYABUSA Pro」では、球速に応じた得点が付与され、よりエネルギッシュなラリーが展開されるでしょう。
さらに、従来の採点システムを用いた2nd Div.では、趣味で始めたばかりの選手から将来の日本代表候補まで、幅広い層の選手が出場できます。これにより、経験豊富な選手から初心者までが楽しめる環境が整い、フレスコボールの「コミュニケーションデザインスポーツ」としての特性を感じることができるでしょう。
フレスコボールとは?
フレスコボールは、ブラジルのリオデジャネイロで生まれたビーチスポーツで、1945年にコパカバーナビーチで考案されました。その最大の特徴は、対立ではなく協力してラリーを行うという点です。選手同士が思いやりを持ってプレイすることから、「思いやりのスポーツ」と呼ばれています。競技は5分間の間に行われ、7メートルの距離を保ちながらラリーを続けます。
日本国内では、27のJFBA公認地域クラブと5つの公認学生団体が設立され、地域コミュニティを形成しています。日本フレスコボール協会はこのスポーツの魅力を広めるため、2013年の設立以来、全国の都道府県にクラブを設立することを目指して積極的に活動しています。
観戦・体験は無料!
フレスコボールシブカワカップ2025では、誰でも観戦や体験が可能です。特に競技を楽しむ選手たちの姿や、迫力のあるラリーを身近で観ることができる貴重な機会です。海辺の爽やかな風を感じながら、ぜひ多くの人に参加していただきたいと思います。興味がある方々は、気軽に足を運び、この素晴らしいスポーツの魅力に触れてみてください!