和歌山城ホールで「関西・歴史文化首都フォーラム」開催
2024年9月14日土曜日、和歌山城ホールにて「関西・歴史文化首都フォーラム in 和歌山」が行われます。このフォーラムは、2025年に大阪で開催される「大阪・関西万博」のプログラムの一環として、関西の歴史と文化を共に考えることを目的にしています。
フォーラムのテーマ「道」
本年のフォーラムのテーマは、「“道”は日本のこころ」。紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に認定されて20年を迎えることを記念し、和歌山を舞台にした地域の歴史や文化を深く掘り下げ、未来の道を考えていきます。人々が歩んできた道を振り返り、これからの地域の発展を模索しようという試みです。
開催概要
この歴史文化フォーラムは、2023年から関西の2府4県を順に回りながら開催され、和歌山での開催は滋賀、兵庫、京都、奈良に引き続いて5番目となります。フォーラムは午後1時から午後4時まで行われ、入場は無料ですが、事前にウェブからの申し込みが必要です。定員は395名で、先着順となっているため、興味がある方は早めの申し込みをおすすめします。
プログラム内容
このフォーラムの魅力は、そのプログラムです。
- - オープニング(13:00):イベント学会の中村利雄会長や和歌山県知事の岸本周平氏、和歌山市長の尾花正啓氏による挨拶があります。
- - 第1部(13:20):「紀伊半島=霊性の大地への道」:地球科学者の巽好幸氏が、紀伊半島の地質と神仏信仰の関係について語ります。
- - 第2部(14:00):「巡礼の“道”」:熊野本宮大社の宮司や日本史学者が、和歌山の川を巡る歴史を紹介します。
- - 第3部(15:05):日本の伝統文化である神楽舞の特別オープニングが行われます。
- - 第4部(15:20):「未来への“道”」:和歌山県の未来に向けた提案を各分野の専門家が行います。
特に、第4部では和歌山が大阪・関西万博にどのように貢献するか、新しい道をどのように作り出すかについての意見が交わされます。
参加方法
このフォーラムに参加するためには、事前にウェブサイトから申し込みを行う必要があります。詳細については、
公式サイトにアクセスしてください。入場無料で、和歌山の歴史文化を学ぶ素晴らしいチャンスです。
また、フォーラム翌日の9月15日には「和歌の浦誕生千三百年記念大祭」が開催される予定です。歴史を学びながら、和歌山の美しい風景に触れる機会もございます。
さいごに
「関西・歴史文化首都フォーラム in 和歌山」は、歴史と文化を通じて未来を明るく照らす素晴らしいイベントです。和歌山を知り、感じることができるこの素晴らしい機会をぜひとも逃さないでください。