Impervaが新たにクラウドベースのWebセキュリティサービスを提供開始
Impervaが提供する新たなWebセキュリティサービス
株式会社Imperva Japanが、クラウドを基にしたWebセキュリティサービス「Imperva Cloud WAF」と「Imperva Cloud DDoS Protection」の提供を発表しました。これにより、企業は増加するサイバー攻撃からリアルタイムで防御できる体制を整えることが可能になります。
中小企業のセキュリティ課題
近年、ハッカーは攻撃対象を中小企業にシフトしています。米Verizon社が発表したレポートによると、多くの中小企業ではセキュリティが手薄であるため、攻撃者にとって標的になりやすい状況が続いています。Imperva社のCTOであるアミカイ・シュルマン氏は、特にDDoS攻撃が増加していることを指摘し、今年も複数のWebサイトが長時間にわたってダウンさせられる事例が多かったと述べています。
Imperva Cloud WAFの特長
「Imperva Cloud WAF」は、特に専門のセキュリティ担当者がいない中小企業を対象に設計されています。このサービスは、変化するサイバー攻撃手法に対応するため、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの脅威からWebアプリケーションを保護します。驚くべきことに、Imperva社の調査によると、Webアプリケーションは平均して2分に1回、何らかの攻撃を受けています。攻撃が激化する際には、なんと1秒間に7回も攻撃されることがあるとされています。
DDoS Protectionの重要性
「Imperva Cloud DDoS Protection」は、すべてのタイプのDDoS攻撃に対抗するために設計されています。ネットワークだけでなく、アプリケーション自体を対象とした攻撃にも迅速に対応できる点が特徴です。さらに、Impervaのセキュリティオペレーションセンター(SOC)は、攻撃の情報をリアルタイムで収集・分析し、防御対策を強化しています。
技術的な利便性
両サービスはいずれも、専用のハードウェアやソフトウェアを導入することなく、既存のWebサイトのDNS設定を変更することで簡単に利用を開始できます。これにより、企業は既存の業務環境を維持しながら、直ちにセキュリティ強化を図ることが可能となります。手頃な価格で24時間体制の監視が行われるため、企業は安心してインターネット上のビジネスを行えるようになります。
Imperva社について
Imperva社は、カリフォルニア州に本社を置くデータセキュリティのリーダー企業です。世界中の50カ国にわたる1,300社以上の企業や政府機関に対して、リアルタイムでデータ保護やリスクマネジメントのソリューションを提供しています。特に、機密性の高いデータやアプリケーションへのアクセスを完全に可視化し、高度な保護を実現することに注力しています。日本国内でも、Impervaのサービスがどのように企業のセキュリティ向上に寄与するのか、注目が集まっています。
会社情報
- 会社名
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株式会社Imperva Japan
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷3-16-1友泉渋谷3丁目ビル9F
- 電話番号
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03-5464-8131