不審者と防犯意識
2025-07-03 16:23:09

全国約25%の人が不審者に遭遇、発表された防犯意識調査の結果

全国民の防犯意識調査の結果が示す現状



株式会社クロス・マーケティングが実施した「防犯に関する調査(2025年)」は、自宅の安全に関する人々の意識を深く掘り下げた内容となっています。この調査には、全国の20歳から79歳の男女3,000名が参加し、近年の防犯意識の変化や不審者の訪問経験に対する実態が明らかになりました。

不安を感じている人が半数以上


調査結果によると、自宅の防犯について不安を感じている人は52%に及びます。特に、40代の不安感が58%と最も高いことが特徴的です。一方で、20代や70代では40%台にとどまっています。この数値は、これからの社会における防犯意識の重要性を物語っています。

不審者の訪問経験


驚くべきことに、参加者の24%が自宅に不審者が来た経験があると答え、26%は周囲の人から不審者の訪問を聞いたことがあるとしています。不審者の行動としては、半数以上が「不審な勧誘や販売」が最も多く、次いで「点検・調査と称する訪問」が32%、さらには「住居への侵入を試みた」というケースも15%あったとのこと。特に50代から70代までの世代で、これらの不審な行動が高い割合を示しています。

防犯対策は半数以上が実施


自宅での空き巣や強盗対策については、51%が「しっかりまたはどちらかといえばできている」と回答しています。年代が上がるにつれて防犯対策を行っている割合も増加し、70代では63%に達しました。一方で対策ができていない理由として、「何をすればいいかわからない」「お金がかかる」「必要性を感じない」という意見がそれぞれ20%台を占めています。

この中でも、特に70代の回答では「今まで被害がなかったので必要性を感じない」という理由が他の年代よりも顕著に高いことが示されました。治安が良い地域に住んでいる自信や、対策を行っても効果は薄いとの考え方も少なからず影響しているようです。

具体的な被害内容について


実際に空き巣や強盗の被害にあった人は5%、また周囲で聞いた人は14%という結果が出ています。被害内容としては、窓ガラスやシャッターが壊されて侵入されたり、車や庭の物品が盗まれた事例が複数報告されています。これらは地域住民が抱える不安を強く浮き彫りにしています。

まとめ


この調査から、現在の防犯意識は決して高いとは言えない状況が見受けられます。不安を抱えつつも、具体的な対策に踏み出せていない現実があります。今後、エデュケーションの強化や地域コミュニティの取り組みなどによって、より安全な社会を築いていくことが必要とされます。防犯意識を高めるための施策が急務です。今後のさらなる研究や対策の強化が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社クロス・マーケティング
住所
東京都新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー24階
電話番号
03-6859-2251

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