YOSHIKIが米TIME誌「TIME100」に選出、歴史的快挙
日本の音楽界を代表するYOSHIKIが、2025年版の米TIME誌「TIME100」に選出されました。この栄誉は、日本人ミュージシャンとして初めてのものであり、YOSHIKIの影響力が世界的に認められた象徴的な出来事です。
TIME100は、国際的に著名な人物を選出し、その活躍を称賛するものですが、YOSHIKIはその中でも特に「Icons(アイコン)」部門に名を連ねました。TIME誌では、「彼はまさに絶対的な存在で、その輝きは国境を超えて全てのジャンルに及ぶ」との賛辞が寄せられています。
YOSHIKIの多様なキャリア
YOSHIKIは単なるミュージシャンではなく、作曲家、ドラマー、ピアニスト、さらにはファッションアイコンとしても知られています。彼はバンド「X JAPAN」のリーダーとしても名を馳せ、数々の革新と挑戦を続けてきました。近年では、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンやロンドンのウェンブリー・アリーナ、さらにはカーネギーホールでのソロクラシックコンサートを成功させ、アジア人としてロックとクラシックの両方で世界の一流舞台を制覇するという偉業を成し遂げました。
また、彼の映画監督デビュー作『YOSHIKI:UNDER THE SKY』は多くの国でプレミア上映されました。ファッションブランド「MAISON YOSHIKI PARIS」を展開し、ミラノとパリのファッションウィークでは彼の名が話題を呼びました。さらに2023年には伝統あるTCLチャイニーズ・シアターで自身の手形と足形を刻印するセレモニーを行い、歴史的な瞬間を演出しました。
影響力と慈善活動
TIME誌では、YOSHIKIの音楽だけでなく、彼の人間性や慈善活動も高く評価されています。彼の親友であるニコール・シャージンガーは「彼はその優しさにおいても称賛されるべきだ」と述べ、YOSHIKIが2025年1月に発生したロサンゼルスの山火事の被災者に約770万円を寄付した事例に触れています。YOSHIKIは、非営利法人「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じて、日本を含む世界各地での支援活動を続けており、その影響力は音楽だけに留まりません。
その他の選出者
今回のTIME100には、YOSHIKIの他にも日本からはアーティストの奈良美智や俳優の真田広之が選出されています。国際的には、MetaのCEOであるマーク・ザッカーバーグや世界保健機関(WHO)の事務局長テドロス・アダノム・ゲブレイェスス、シンガーのエド・シーラン、女優スカーレット・ヨハンソン、アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領、実業家のイーロン・マスクなど、多岐にわたる有名人が名を連ねています。
YOSHIKIの成功は、単なる日本の誇りに留まらず、アーティストとしての影響力が国際的に評価されていることを証明する素晴らしい例です。彼の今後の活動にも注目です。