AIストーム株式会社、プロラボホールディングスとの提携
AIストーム株式会社(東京都千代田区)は、2027年度に時価総額500億円を達成するという野心的な目標を掲げ、その一環として美容・インナービューティ市場で強みを持つプロラボホールディングスと協業を開始しました。この取り組みは短期間での売上拡大と長期にわたる収益化を同時に実現するための新しいビジネススキームです。具体的には、AIストームのAIニュービジネス事業部がプロラボの販売網を通じて迅速な製品流通を目指します。
協業の背景
AIストームは美容とAI技術の融合を通じ、業界での競争優位性を高めることを狙っています。具体的には、メーカーから製品を一括で仕入れ、プロラボの全国ネットワークを活用して即座に市場へ提供します。この手法により、中間マージンを省きながら安定した供給と迅速な販売を実現しています。
ビジネスモデルの概要
この新しい流通モデルでは、AIストームのAIデータ解析が活用され、商品は迅速なサプライチェーンを介して市場に流通します。プロラボホールディングスがもつ既存の取扱店ネットワークによって、商品の在庫回転率を高め、短期的な売上向上と同時に在庫リスクを軽減することも可能です。この効率的なスキームは、3か月という短期間で3億円の売上を視野に入れるまでに成長を遂げました。
主力商品について
2025年6月には、以下の商品の取り扱いを開始します:
1.
WOTT(ウォット):このポータブルデバイスは、睡眠の質をサポートするもので、日本では約4割が「睡眠不足」と自覚していると言われています。ユーザーの睡眠スコアを可視化し、個別アドバイスを自動で提供する“Sleep as a Service”へと進化する計画があります。
2.
デアザフラビン ハイドロハイパー:次世代のヘルスケアサプリメントで、5-デアザフラビン(TDN1128)を主成分としています。美容と健康に敏感な顧客に特に人気があり、美容サロンでのリピート需要も高まっている商品です。
実績の報告
AIストームは、4月に開催された「ビューティーワールド ジャパン 東京 2025」にWOTTを出展し、その後5月には初回ロットの50個を完売しました。さらに、6月には追加ロット150個が売り切れ、累計売上は6,000万円を突破。これを受けて新たに400個の追加発注が決定されました。このような急成長は、AIストームが掲げる500億円達成のための大きな追い風となっています。
今後の展望
今後は、AIストームの独自な睡眠データ可視化テクノロジーを活用し、WOTTを通じて「摂取→計測→改善」といった循環を一つのプラットフォームで実現する計画です。これにより、美容と健康の面で新たなサービスを顧客に提供できる展望が広がっています。このAIニュービジネス事業は、AIストームが目指す時価総額500億円の達成に向けた重要な戦略となるでしょう。
会社概要
AIストーム株式会社は、AI事業、教育、プロダクト開発に加え、LEDビジョンやIT機器販売など多岐にわたるサービスを展開しています。公式ウェブサイトは
こちらです。